ジムで撮影する女性を、熱血トレーナーが“出禁”に追い込む

  • 文:山川真智子
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Mazooa-Shutterstock ※画像はイメージです

外見や体格を改善し、美しい体を作るボディメイクのため、ジムでトレーニングをする女性が増加している。その一方で、他人の迷惑を顧みず、自分のワークアウト姿を撮影する問題行為が多発しているという。最近では、ジムを自分のコンテンツ撮影の場所として利用するセクシー女優まで登場。ジムの平和とマナーが守られるべきだと、ある男性トレーナーが猛烈批判をしている。

ジムでわざわざ撮影する女性の動画に怒りの嵐

ジムの不適切利用に声を上げたのは、フィットネス・インフルエンサーでトレーナーでもある、自称“ジム・ポジティブCEO”のジョーイ・スウォールさんだ。自身のウェブサイトで、「思いやり、コミュニティ、ポジティブさを広めることを通じ、有害なジム文化を変える」というミッションを掲げ、ソーシャルメディアでジム利用者の迷惑行為を紹介し、注意を促している。

そんなスウォールさんが絶対に看過できないとしたのが、ある女性のあまりにも下品なワークアウト動画だった。

ポップカルチャー・サイト、ボアード・パンダによれば、この女性は自身の挑発的な映像でソーシャルメディアのフォロワーを集めているという。ウエイトトレーニング用のバーにまたがったり、マシンに体を押し当てたりなど、ジムの器具を使って挑発的な行為をする映像を公開していた。

彼女のコンテンツに、ジム通いをする人たちが大反発し、数か月前にネット上で騒ぎを巻き起こしていた。意見を求められ、スウォールさんもこの論争に飛び込んだという。

他者への敬意はどこへ?

女性の動画を自身のアカウントで取り上げたスウォールさんは、「まったくうんざりだ」と述べ、こんな投稿をしなければならないのは申し訳ないとしながらも、この手の映像はソーシャルメディアのあちこちで出回っていると指摘。ジム・オーナーはもっと警戒して、こういった人々を追い出すべきだと主張している。

もっとも、セクシー女優という仕事そのものを批判する気はないとスウォールさんは説明。女優は好きなようにお金を稼げばいいという持論を述べた。ただ、「少なくとも威厳と自尊心は持つべきだ」とし、それができないのであれば、せめてその器具を使わなければならないジムの他の利用者に敬意を払ってほしいと訴えた。

当然の結末 マナー違反者に居場所なし!

最近になり、スウォールさんはソーシャルメディアで、問題の女性が地元のいくつかのジムから出入り禁止になったと報告し、ジムにはこういった人の居場所はないと述べている。

ボアード・パンダは、公共の場での挑発的行為は、他の利用者の快適さや集中力を妨げるもので、法的な観点からも、ジムの方針や地域の法律に違反する場合もあると指摘。また、身体の一部をフィットネス用器具にこすりつけるような行為が、衛生面や安全面での基準を損なう可能性もあるとした。さらに、撮影が行われたジムが風評被害に遭うリスクもあるとし、“出禁”は妥当な判断だという見方を示している。

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スウォールさんが許せないとした、セクシー女優の問題行為。

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@indi..jung

♬ som original - Motivado Soldado

 TikTokでも、女優は目のやりどころに困る動画を多数投稿。

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 いつもは優しいスウォールさん。ファンと撮影。

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