「機内にエイリアンがいる…」不気味な目の錯覚が、SNSで話題沸騰「ギョロ目でこちらを見つめて」

  • 文:山川真智子
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Thanakorn.P-Shutterstock ※画像はイメージです

飛行機の機内で撮られた写真の中の乗客が、「エイリアン」ではないかとSNSで話題になっている。元の投稿者は、その不気味な姿をSFファンタジー映画『E.T.』に登場する異星人になぞらえているが、実は目の錯覚であることが判明した。

ネット民仰天! ギョロ目の宇宙人

話題の画像は、ソーシャルメディア「X」に投稿されたものだ。黒いパーカーを着て、口ひげを生やした乗客らしき人物が、機内サービス用の飲み物を載せたカートの横で、大きなギョロ目でカメラマンを見つめているように見える。

ニューヨーク・ポスト紙によれば、写真を投稿した人は、写っているのは毛布の下に隠れている、『E.T.』のエイリアンではないかと思ったという。

写真を見たソーシャルメディアのユーザーからは、「WTF(なんじゃこりゃ?)」「俺だったら飛び降りる」「凍る…」などのコメントが集まった。投稿は話題を呼び、これまでに3570万回も表示されている。

ユーザーが解説 目の錯覚だった…

目と思われる部分の印象が強いこともあり、多くの人々が最初にエイリアンを想像してしまったようだ。しかし実はこれは、見る側の目の錯覚によるものだった。

コメント欄には、「写真は、パーカーを後ろ向きに着て、顔を覆っている人物を横から写したもの。目玉のなかの黒目のように見える部分は、黒いワイヤレスイヤホンだ」という説明が、次々と投稿された。

さらに、目の輪郭のように見える部分は耳、髭のように思える部分は襟足部分を伸ばしたマレットヘアの一部だという説明も加わり、ユーザーによる詳細な種明かしが続いた。

脳が勘違い 2通りに見える絵

目の錯覚は「錯視」とも呼ばれ、視細胞や脳などが勘違いをして、実際の姿とは違って見えたり、ないはずの形や物が見えたりする現象だ。今回のエイリアンは、「だまし絵」の一種で、1つの絵が2通りに見える「多義図形」のパターンと言えそうだ。ちなみに、アメリカの心理学者、ジョセフ・ジャストローによる“アヒルにもウサギにも見える絵”が「多義図形」としては有名だ。

たくさんの人が今回の写真に騙されてしまったが、「最初はなんだかよくわからなかったが、よく見たら分かった!」「理解するのに10分かかったけど、イヤホンだと納得」などのコメントもあり、投稿は楽しい話題提供となったようだ。

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 エイリアンか?話題の投稿。

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他のユーザーによる、種明かしの解説投稿。

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 アヒルかウサギか?典型的多義図形の例。