『007』から着想を得た、オメガの新作「シーマスター ダイバー 300M」のメタリックな装いを見よ

  • 文:Pen編集部
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1993年に発表されて以来、オメガのダイバーズウォッチの中で最も認知度が高く愛され続ける「シーマスター ダイバー300M」。コレクションが持つ海にまつわる豊かなレガシーを継承しながら、メタリックな装いになった新モデルが登場した。

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「シーマスター ダイバー300M」の新作2モデル。ステンレス・スチール製のメッシュブレスレットは全体のメタリックな印象をより引き立て、高級感をもたらしてくれる。

新しい「シーマスター ダイバー300M」のデザインは、ここ数年お馴染みだったセラミック製ベゼルを用いたものではなく、2021年公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で主役のジェームズ・ボンドが着用した「シーマスター ダイバー 300M 007 エディション」から着想を得ている。

実は今夏、ボンド役を演じた俳優のダニエル・クレイグがパリオリンピック観戦時に当時未発表だったこの時計を着用し、世界中の時計ファンの間で話題になっていた。正式な発表を待ち望む声が急増する中で、待望の発売となったわけである。

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ケース径は42mm。注目すべきは「007 エディション」と同様にドーム型サファイアクリスタルを採用していること。ヴィンテージライクな要素を感じることができる。

今回登場した新モデルは、ブラックとシルバー、2種類の文字盤にステンレス・スチールのメッシュブレスレットもしくはラバーストラップのいずれかを選ベる。どちらもステンレス・スチール製の42mm径ケースで、厚さは13.8mm。ブラックのモデルは、アルミニウムが使用された文字盤に、波模様のレーザーエングレービングが施されている。

またベゼルインサートにもアルミニウムを採用。これにより従来のポリッシュ仕上げのセラミックに比べて、ややマットな印象を感じさせる仕上げになった。シルバーのモデルは、サテン仕上げを施した文字盤、レーザー加工を施したチタン製のベゼルインサートが特徴。よりメタリックかつシンプルな印象を受ける。

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上品さが際立つシルバーダイヤルのモデル。フォーマルな場面に最適だ。

1993年に発表された初代「シーマスター ダイバー300M」は、1960年代から70年代にかけて次々と登場したアイコニックなモデルのレガシーを受け継いでおり、オメガがダイバーズウォッチの世界に復帰したことを力強く宣言するものだった。波模様を施したダイヤル、スケルトンタイプの針、10時位置のヘリウムエスケープバルブなどの特徴的なディテールは、当時から現在に至るまで、水中の定番モデルとして広く愛され続けている。

伝統を引き継ぎながら、ジェームズ・ボンドという味付けでより精悍さが増したメタリックな装いの新モデル。この時計を着ければ、自然と男味も増して冒険心が搔き立てられるだろう。

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シーマスター ダイバー300M/自動巻き、SSケース&ブレスレット、ケース径42㎜、パワーリザーブ約55時間、シースルーバック、300m防水。各¥1,001,000
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シーマスター ダイバー300M/自動巻き、SSケース、ケース径42㎜、パワーリザーブ約55時間、シースルーバック、ラバーストラップ、300m防水。各¥913,000
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両モデルとも、インデックスや針にスーパールミノヴァが塗布されており、暗い場所でも視認性が高い。 
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ムーブメントは業界最高水準の精度と耐磁性を備えた「オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8806」。

 

オメガ

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