THE EYEVANの新店舗が代官山に誕生。デザイナー・森田恭通が描く、新しい眼鏡との出合い方

  • 文:倉持佑次
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2024年12月14日、代官山のカルチャーシーンに新たな輝きが加わった。複合商業施設「CUBE代官山」の1階と2階に、アイウエア界で注目を集める株式会社アイヴァンの新店舗がオープン。フラッグシップストアとなる「THE EYEVAN TOKYO Daikanyama」と「Eyevol Daikanyama Store」のインテリアデザインを手掛けたのは、東急プラザ渋谷やW Osaka“鉄板焼 MYDO”など、国内外で印象的な空間を多く手掛けているデザイナーの森田恭通だ。

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三号店目となる「THE EYEVAN(ジ・アイヴァン)」が東京・代官山にフラッグシップストアとしてオープン。
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自然光を存分に取り入れていることで、開放感のある上質な空間となっている、

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1階に足を踏み入れると、そこはまるで光を纏った小さな美術館のよう。ガラス建築特有の開放感と、モールガラスが描き出す繊細な光のグラデーションが、ゆったりとした時間の流れを演出する。「EYEVAN」「EYEVAN 7285」「10 eyevan」「Eyevol」「E5 eyevan」という、同社が手掛ける全ブランドが一堂に会するこの空間で、眼鏡を選ぶ時間はきっといつもより少しだけ特別なものになるはずだ。

階段を上がると、そこにはまったく異なる表情が待っている。2017年に青山・骨董通り店でデビューを飾って以来、"着る眼鏡"という新鮮な切り口で支持を集めてきた「Eyevol」の世界。壁一面に広がる天然木の手彫りアートは、ゴルフコースの起伏やアーバンスポーツの躍動感を表現し、ブランドの持つスポーティな魅力を静謐な空気感の中に溶け込ませる。クラシカルなデザインと確かな機能性で、プロゴルファーやランナーたちの心を掴んできた同ブランドの真骨頂が、ここに凝縮されている。

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2階に位置する「Eyevol Daikanyama Store」。
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天然木の手彫りアートは、上質で洗練された印象を与える。
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オープンを記念した「E5 eyevan」の限定モデル「m15」もまた見逃せない。2.5mmという極限まで追求された薄さのチタン製フロントリムは、まるで空気のように軽やか。新設計のBSチタン製テンプルとともに、その存在を主張しすぎない優美な佇まいを形作る。自動車のボディにも採用される塗装技法を用いた限定カラー"グリーンパール"からは、深みのある艶が放たれる。

この新しい空間は、代官山という街に、これまでにない眼鏡との出合い方をもたらすだろう。それは、機能的な道具でもなく、単なるファッションアイテムでもない。上質な暮らしを彩る文化的な体験として、私たちの日常に溶け込んでいく。代官山の洗練された空気感の中で、新しい価値観を持った眼鏡との出合いが、確かな手応えとともに始まろうとしている。 

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「THE EYEVAN TOKYO Daikanyama」限定カラー"グリーンパール"で仕上げられた「E5 eyevan m15」のフレーム。クリアレンズ(¥49,500)とサングラス(¥53,900)の2型で展開される。
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2.5mmの薄さに込められた美学。テンプルの繊細な曲線が光を捉え、独自の表情を見せる。

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文化的な街、代官山ならではのスタイルは、新しいカルチャースポットになるに違いない。

THE EYEVAN TOKYO Daikanyama

東京都渋谷区猿楽町19-7 CUBE代官山 E棟1F
TEL:03-6427-8065
営業時間:12時〜20時 ※火曜定休

Eyevol Daikanyama Store

東京都渋谷区猿楽町19-7 CUBE代官山 E棟2F
TEL:03-6427-8045
営業時間:12時〜20時 ※火曜定休