NEW ERAⓇの永遠の定番モデル「59FIFTYⓇ」が誕生から70周年。これを記念して、アーティストSHUN SUDOとNBAとのトリプルネームによる“Love & Peace,Ball & Hoops”コラボレーションキャップが発売された。

キャップは全6チームで、2個セットでの販売となる。59FIFTYⓇ SHUN SUDO NBA PACK1が、ニューヨーク・ニックス/シカゴ・ブルズ、59FIFTYⓇ SHUN SUDO NBA PACK2が、ゴールデンステイト・ウォリアーズ/クリープランド・キャバリアーズ、59FIFTYⓇ SHUN SUDO NBA PACK3が、ロサンゼルス・レイカーズ/ボストン・セルティックスの組み合わせとなっている。

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 SUDOさんといえば、ボタンと花を組み合わせた“BUTTON FLOWER”を代表的なモチーフにさまざまなアート作品を制作。2023年には日本テレビ系列24時間テレビのチャリTシャツをデザインするなど、アートファン以外にも広くその名を知られるアーティストだ。

実はNBAもNEW ERAⓇも大好きだと話すSUDOさん。今回のコラボレーションキャップへの並々ならぬ思いを明かしてくれた。

SUDOさんがNBAにハマったのは中学生の頃で、きっかけはナイキの「エア ジョーダン6」を手に入れたことだった。

「当時はバスケットボールをやったことがなくて、マイケル・ジョーダンや彼が所属していたシカゴ・ブルズについてもよくわかっていませんでしたが、エア ジョーダン6を履いて以降、少しずつ調べるようになっていったんです」

そこからSUDOさんはNBAにハマっていき、1999年にはNYのマディソン・スクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックス対オーランド・マジックの試合を生観戦。試合や選手の活躍はもちろん、ファンも含めた会場の雰囲気が最高で、この体験がその後NBAにのめり込む大きなきっかけになったと話す。

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 SUDOさんが感じるNBAの魅力とは、どんなところにあるのだろうか？

「身長2メートルを超える男たちがとんでもないスピードで走り、驚くような高さまで飛ぶ、その身体能力の凄さに圧倒されます。20年以上NBAを追いかけていると、新人だった選手がスターに育っていったり、チームのなかに確執や和解があったり、なかなか優勝できなかった選手が移籍してようやく優勝できたり。さまざまなドラマがあることも大きな魅力です」

これまでのNBA観戦の中でSUDOさんが特に印象に残っているシーンは、1998年のNBAファイナル第6戦。マイケル・ジョーダンが沈めた伝説の“ラストショット”。

「ジョーダンが引退する前の最後のシュートであり、黄金期だったブルズが優勝を決めた試合の最後のシュートでもあります。テレビ観戦でしたが、シュートした手をずっと伸ばしているジョーダンを観て、震えるような感覚になったのを憶えています」

一方、NEW ERA®のキャップもSUDOさんのライフスタイルに必須のアイテムだ。10代の頃からかぶりはじめ、現在30個以上のキャップを保有する。

「どんなコーディネートにも合わせていますし、寝る時とシャワーを浴びる時以外は常にかぶっています。ボクにとってはカラダの一部のようなものですね」

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NBAもNEW ERAⓇも大好きなSUDOさんだからこそ、今回のコラボレーションキャップは、アーティストというよりも、ひとりのNBAファンとして、どんなキャップがあったら嬉しいかを考えて作ったものだ。

「イメージしたのは、すごく盛り上がっている試合会場でかぶっているところです。360度どこから見てもカッコよくて、ほかのファンから“いいキャップかぶってるじゃん！”と声をかけられるようなデザインを目指しました」

大きな夢のひとつは、NBAのチームのロゴをデザインすることだと話すSUDOさん。

「その夢はまだ叶っていませんが、今回のような形でNBAと関わることができてとても嬉しいです。今回コラボしたキャップは6チーム分だけですが、できればNBAの全チームとコラボしたいですね」

近い将来、“Love & Peace,Ball & Hoops”コラボレーションキャップに描かれた“BUTTON FLOWER”が、NBAのすべてのコートの観客席で咲き誇る光景が見られるかもしれない。