マドンナ、トランプ当選に“ワード入りケーキ”で怒りを表明！

  • 文：さかいもゆる
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Denis Makarenko-Shutterstock

ドナルド・トランプが勝利した、2024年の米大統領選。女性蔑視の言動で悪名高いトランプが再選されたことに多くの女性セレブたちが失望と危機感を募らせるSNS投稿をする中、ポップの女王ことマドンナも怒りを表明。

マドンナは自身のインスタグラムのストーリーに、チェリーでデコレートした、「ファッ●トランプ」と書いた、イエローとオレンジのケーキの画像をシェア。画像には、「昨夜ケーキで私の顔を埋めた」とキャプションが添えられている。パイ投げの逆バージョン？

さらにもう一枚、自分の顔の上に「有罪判決を受けた重罪犯で強姦犯で差別主義者である人物が、経済にいいという理由で我が国の指導者に選ばれた理由を理解しようとしている」というメッセージを重ねて投稿。

投票日までに、マドンナはパリ旅行の画像を投稿して、「パリはすごく楽しかった。去るのは辛かったけれど、投票のために帰らなければならなかった。大統領に　@kamalaharris を！」とコメントをつけていた。マドンナは、2020年にカマラがジョー・バイデンと共に出馬して副大統領候補だった際にもカマラ支持を表明している。「カマラはすべての人々の正義と平等な権利を支持する、知的で思いやりがあり、口が達者なリーダーです」、とマドンナ。

トランプは2016年大統領選の投票日前に、元ポルノスターのストーミー・ダニエルズとの過去の不倫関係についての口止め料を13万ドル支払い、その支払いを隠蔽するために事業記録を改竄したと公職選挙法違法で起訴され、今年5月に有罪判決を受けた。ほかにも大統領選を覆そうとしたなど、3つの事件で起訴されている。量刑は選挙後の11月26日に延期されているが、このうちふたつは自身が大統領になることで恩赦で起訴が取り消しになると見られている。

大統領経験者が刑事事件の被告人として有罪判決を受けるのはアメリカ大統領経験者初の出来事。

共和党は中絶禁止を拡大すると見られており、マドンナのほかにもビリー・アイリッシュがインスタグラムのストーリーで「これは女性の戦いだ」とコメント。カーディ・Bやジェシカ・アルバらも女性同士の団結を促す声明を投稿している。

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