1945年フィンランドで誕生したムーミンの物語は、子どもから大人まで世界中で親しまれている。来年、ムーミン誕生80周年を迎え、これを祝してムーミンアラビアから発売される限定品に、世界のファンが注目。
フィンランドではどの家庭にもひとつはあるというムーミンのマグカップ。ムーミン アラビアでは1950年から数々のムーミンマグを製作しているが、物語誕生80周年という記念すべき2025年に、ハンドペイントで描かれた特別なマグ「Home」を発表する。描かれるのは、ムーミンの第一作『小さなトロールと大きな洪水』がテーマ。洪水で避難する場所を失ったムーミン一家が再会し、かつてムーミンパパが建てた家を見つけて集う始まりの場面を描いたものだ。
「ムーミンやしきは、愛と友情、そして絆の象徴です。これが私たち、ムーミンアラビアが80周年のお祝いに共有する価値観です」とムーミンアラビア・グローバルPRのミルカ・パーシカンガスは言う。底面にシリアルナンバーが入った特別なマグは世界限定8,000個、抽選を通じて限定発売されるが、日本ではごく限られた数で販売予定(抽選時期、日本での販売数および販売価格は後日発表)。
またこの記念すべき年にムーミンアラビアは赤十字社と提携し、困窮している人のために寄付を行う。対象となるのは「Home at Last」コレクション。マグ、ミニマグ、ミニプレートが2025年春以降に日本限定で発売され、その後さらなるアイテムも追加される予定だ。このコレクションは同年に開催される大阪・関西万博の会場でも購入することができる。
鍵のかからないムーミンやしきは、助けを求める人々を受け入れ、誰もがありのままの姿で歓迎される場所として描かれている。トーベ・ヤンソンが80年前に描いたムーミンの物語は、現代の人々の心にも温かい安らぎを与えてくれるだろう。
ムーミン アラビア