ハロウィンの仮装に全力を注ぎ、毎年驚きのコスプレを披露して話題を呼ぶハロウィンの女王ことモデルのハイディ・クルムが、今年はスティーブン・スピルバーグ監督によるSF名作『E.T.』(1982年公開)に登場するエイリアンに変身。20年以上毎年ニューヨークで主催している自身のハロウィンパーティーで、夫トム・カウリッツと共にカップルでE.T.に扮してレッドカーペットに登場し、完成度の高さに驚きの声が上がった。
しかし、歌手で女優、モデルとしても活躍するジャネール・モネイが、ハイディより一足先にロサンゼルスで自身のハロウィンパーティーを主催し、E.T.の仮装を披露するまさかの「かぶり」も発生。ネットではどちらがより似合っているかの論争が巻き起こっている。
毎年本格的な仮装を披露するハイディ
クジャクやグロテスクなミミズ、エイリアンなど唯一無二の仮装を毎年披露して世間をあっと驚かせるハイディは、E.T.に挑戦した理由を「多くの人にとって人生の一部であり、ずっとキャラクターの大ファンだったから」と説明。「ノスタルジックなことがしたかった」と話し、子ども時代に大好きだった映画から構想を得たことを明かした。
準備は1年前から始まっており、30人のFXアーティストたちが2人の全身をデジタルスキャンし、様々なボディパーツを3Dプリントを用いて製作。それらを成形し、発泡ラテックスで鋳造し、スパンデックスで補強する作業工程もインスタグラムで明かしている。
顔は首の部分にあり、頭上にE.T.のヘッドピースがある構造になっているが、2人の顔が認識できないほど首のシワと同化しており、プロの技術が随所に光っている。
ジャネールは異なる解釈のE.T.を披露
ハイディと共に毎年凝った仮装を行うことで知られるジャネールは、劇中に登場したE.T.にそっくりなビジュアルの仮装を披露。光る長い人差し指やずんぐりした体型まで忠実に再現し、よちよち歩きでレッドカーペットに登場して脚光を浴びた。
東西のハロウィンパーティーで、主催者2人がまったく同じキャラクターに扮する異例の事態となったが、「ハロウィンの女王は2人いてもいい。私はハイディが大好き」とジャネールはハイディへの対抗心ものぞかせていた。
ネットでは、「2人ともクール!同じコスチュームをさまざまな人がどう解釈するのか見るのは楽しい」と健闘を称える声や、「ハイディは実物とは少し異なるE.T.」「ジャネールの方が怖い」「ハロウィンの女王ハイディよりジャネールのE.T.の方が好き」「ハイディが勝っている」など、ファンの好みも分かれている。
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夫婦そろって精巧に作られたE.T.に扮したハロウィンの女王ハイディ・クルム夫妻。
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Heidi Klum and her husband as E.T. for Halloween.
— Pop Base (@PopBase) November 1, 2024
(🎥: @THR)
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Janelle Monáe and Heidi Klum both dressed up as E.T. for Halloween this year. pic.twitter.com/4uHw8GzQgF
— Pop Base (@PopBase) November 1, 2024
コスチュームかぶりが話題になったハイディ・クルムとジャネール・モナイ
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ジャネール・モナイのE.T.仮装。