発売前夜に試着してみた! オメガ×スウォッチのコラボ「ムーンスウォッチ」に新作“アースフェイズ”が登場

  • 文:Pen編集部
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スウォッチとオメガによる大人気のコラボレーションモデル「ムーンウォッチ」から新作が登場した。その名も「バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥー アースフェイズ」。最大の特徴は、時計史上、初めて搭載されたアースフェイズ。今回、11月2日となる発売前夜に、特別に試着させてもらった。

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新作「バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥー アースフェイズ」。ベースはこれまでのコレクションと同じだが文字盤の10時位置に配された新たなモチーフ、“アースフェイズ”の鮮やかなカラーが目を引く。
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海の青、森林の緑、砂漠の茶、雲の白で彩られているアースフェイズ。海は、紫外線でのみ見えるUVインク(ブルーの発光)でコーティングされている。

「ムーンスウォッチ」はオメガの伝説的なアイコンである「スピードマスター」をベースに、スウォッチの革新的なデザインと素材を取り入れたコラボレーションモデル。2022年に発表されて以来、新作が発売する度に行列をつくる人気ぶりを見せている。

今回の新作はガリレオの名言「それでも地球は動いている」をもとに「それでも地球と月は動いている!」という、ひと味違う解釈を加えた遊び心がコンセプト。10時位置に、月から見た地球の動きを表現する新機能、アースフェイズを搭載。2時位置のサブダイヤルには、地球から見た月の見え方を示すムーンフェイズを配置している。

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アースフェイズは特許を取得。月はふたつの円盤とマスク(北半球と南半球)を使って観察することができる。さらに文字盤には月の塵を思わせる粒状の加工が施され、月らしさを表現している。

アースフェイズとムーンフェイズの長さは同じで29.5日だが、双方のサイクルは逆となる。つまり、地球から「満月」が見える時には月からは「新地球」が観測でき、地球から「新月」が見える時には「満地球」が観測できる。そのため、アースフェイズはムーンフェイズとは反対方向の反時計回りに回転。これは、一部の高級時計に搭載されているレトログラード機能をポエティックに再解釈したものと言えよう。

実際に腕に巻きその様子を観察すると、月と地球、遠く離れた場所から同時に見た景色を一度に眺められることにロマンを感じて、なんとも興味深かった。

11月2日から世界中の厳選されたスウォッチストアで購入可能。すべての「バイオセラミック ムーンスウォッチ」のコレクションと同様、購入はひとりにつき、1店舗、1日1本に限られる。この個性豊かな時計を求めて、また新たな行列が世界各地でつくられることだろう。

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バイオセラミックケースは軽く、好みの長さに調整できるベルクロストラップにより、着け心地は快適だ。
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バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥー アースフェイズ/これまでのコレクションと同様、ケースはバイオセラミック製でクロノグラフ機能も搭載。さらにケースバックには独自のミッションステートメントが刻まれ、バッテリーカバーに描かれている月には、人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの足跡が刻まれている。クオーツ、バイオセラミックケース、ケース径42mm、ベルクロストラップ、3気圧防水。¥47,300

スウォッチ コール

TEL:0570-004-007