英国の歴史あるアイウエアブランド「OLIVER GOLDSMITH（オリバー ゴールドスミス）」と独自の審美眼を持つセレクトショップ「Continuer（コンティニュエ）」がタッグを組み、特別なコラボレーションモデルを発表した。2026年に迎えるブランド創設100周年を前に実現したこの企画では、セルロイド素材の魅力を最大限に引き出した2つの限定モデルが登場する。

オードリー・ヘプバーンやジョン・レノン、マイケル・ケイン、ピーター・セラーズ、さらにはザ・ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズ、モナコ王妃グレース・ケリー、ダイアナ元皇太子妃など、20世紀を代表するセレブリティたちを虜にしてきたオリバー ゴールドスミス。その歴史の中から選ばれたのは、1950年代に発表された「CONSUL（コンスル）」と「SHEPPERTON（シェパートン）」という2つの名品だ。

特筆すべきは、通常よりも厚みのある8㎜のセルロイド生地を採用している点である。さらに、芯材を使用しない「ノーコア」と呼ばれる伝統的な製法を採用することで、セルロイド本来の透明感と艶を存分に引き出すことに成功。各モデル3色展開のうち、特にクリア系カラーではその特徴が際立つ仕様となっている。コンスルには、nero（ブラック）、clear gray（クリアグレー）、dark tortoiseshell（ダークべっ甲）を、シェパートンでは、nero、clear gray、clear brown（クリアブラウン）をラインアップしている。

細部へのこだわりも見逃せない。フロントとテンプルを繋ぐ蝶番には、ブランド初期のモデルにのみ使用されていた洋白無垢素材を採用。この素材選択により、クラシカルな佇まいがよりいっそう引き立てられている。また、60年代に使用されていたケースを復刻したレザーケースが付属するほか、ブリティッシュ製のヴィンテージ生地を用いた特別仕様の眼鏡拭きも用意された。眼鏡拭きには両者のロゴがプリントされ、エクスクルーシブな別注モデルとしての価値を高めていると言えよう。

これらの限定モデルは、2024年11月16日よりContinuer（恵比寿本店）とCONTINUER NIHOMBASHI（日本橋）の2店舗にて先行予約を開始。発売は12月を予定している。セルロイドという素材の希少性に加え、ノーコア製法による製造の難しさから、再生産は未定とのこと。英国の伝統と革新が融合した、まさに100周年目前にふさわしい特別なアイウエアの誕生である。

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---