海外クリエイターが増加? スウェーデン出身のモデルが、日本の空き家を利用して月210万円稼ぐ

  • 文:佐藤まきこ
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海外に移住して稼ぐのは、言葉の壁や文化の壁もあり簡単なことではない。しかしスウェーデンから日本に移住して空き家を何軒も所有し、“空き家ビジネス”で成功を収めている人物がいる。

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写真はイメージ(ShutterStock)

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都市部にある築100年の空き家を、約800万円で購入

アントン・ウォーマン(32歳)は2018年に来日したスウェーデン人だ。色気を感じさせる甘いマスクの持ち主で、ファッションモデルとして活躍する一方で、彼が毎月11000ポンド(約210万円)も稼いでいるというのが、空き家を利用したAirbnbだ。

アントンは日本に移り住んで間もない頃、日本には空き家が数多くあることを知ったという。最初に見つけた空き家は、東京・三軒茶屋に住んでいた時の隣家だ。築100年近くになる3LDKの家で、もう10年間も放置されていたそうだ。

そこで、この物件を約800万円で購入。築年数が経っているとはいえ、東京都市部の一軒家で、都心へのアクセスのよさを考えれば、破格と言えるだろう。

彼はこの家を1年3ヶ月かけて改装し、Airbnbで貸し出している。Airbnbは最低3泊から利用可能で、料金は3泊で1261ポンド(約24万円)だそうだ。外国人旅行客に人気のある渋谷までアクセスがいい立地も加わって、好評を得ており、予約はほぼ埋まっているという。

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日本の空き家に注目する、海外クリエイターが増加?

アントンはこの空き家ビジネスを拡大し、現在では日本で8軒の物件を所有。日本での生活には十分すぎるほどのお金を稼いでいる。

そんなアントンと同様に、日本で問題となっている空き家に目を向けている海外クリエイターが増えているのだとか。アントンが自身のSNSで改修工事の様子を投稿しているように、空き家を活用したビジネスはSNS上で広がりつつあるのかもしれない。

日本のカルチャーに興味を持つ外国人ならば、なおさら「住」という面を通して、日本の生活に触れられる機会にもなる。

中古よりも新築物件を好む日本人のニーズを掘り起こすのは難しいというが、円安で増加するインバウンドを追い風に、訪日外国人をターゲットにした空き家のビジネスは、今後もさらに成長していく可能性を秘めているかもしれない。

https://www.dailymail.co.uk/femail/article-13977625/Model-32-buys-abandoned-Japanese-akiyas-dirt-cheap-transforms-stunning-short-term-rentals-making-11-000-month.html
https://www.instagram.com/antonwormann/?hl=en

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