ニューヨークに本店を持つモダンイタリアンレストランのアジア1号店として、2022年10月に神谷町にオープンしたスカルペッタ東京。日本上陸2周年を迎え、ハロウィン限定コースやホリデーシーズンを彩るコースなど、その時季にしか味わえないスペシャルなディナーを提供する。

2008年、ニューヨークで最もファッショナブルなエリアといわれるミートパッキング地区に誕生したスカルペッタ。セントジェームズに移転した現在も、本物を知るニューヨーカーが足繁く通う人気イタリアンとして、その名を轟かせている。ニューヨーク・タイムズ紙の3つ星評価というお墨付きで、いまや世界5カ国で8店舗を展開。そしてアジア初進出の地に選ばれたのが、東京・神谷町だ。

ラグジュアリーホテルの東京エディション虎ノ門も入居することで知られる、神谷町駅直結の東京ワールドゲート内にオープンしたスカルペッタ東京。ニューヨーク本店のスタイルに倣ったオーセンティックかつモダンな佇まいで、エントランス付近にはバーエリアとテラス席を備え、奥に進むとメインダイニングが現れる。

まず目を惹くのがクルードバーと呼ばれる日本独自のバーカウンターだ。高い天井を存分に活かしたバックバーは、数多のボトルがライトに照らされ抜群の雰囲気を演出。ここではアラカルトメニューもオーダーできるので、本格的な食事の前にアペリティーボを楽しむのもいいだろう。お薦めは、ニューヨーク本店のヘッドバーテンダーが定番カクテルをモダンイタリアンスタイルにアレンジした8種のスカルペッタオリジナルカクテルや、「世界から見た東京」にインスピレーションを受けた4種の東京オリジナルカクテルなど、独創的なカクテルで目と心を潤し、気分を盛り上げたい。

「気取らない、でもエレガントなサービス」をコンセプトにつくりあげたスカルペッタ。店名は皿に残ったソースをパンですくう仕草「fare la scarpetta」というイタリア語に由来し、最後のひと口まで食事を味わう喜びを表す。

そんな想いをかたちにしたシグネチャーメニューが「トマトバジルスパゲッティ」だ。もっちりとした食感の手打ちパスタに、ローマトマトを使ったソースやバジル、バター、イタリア産オリーブオイルを絶妙なバランスでまとめあげ、創業以来人気を博している。

そしてもうひとつの人気メニューが「タコのブレゼ アーティチョークとセロリ 2種のソース」。やわらかく煮たタコの表面を仕上げにパリッと焼き上げた、斬新な食感を楽しめる逸品だ。

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SNS映えする、ハロウィンやクリスマスの期間限定メニュー

10月29日から3日間限定で味わえる「ハロウィンデザートブッフェコース」では、ふたつのシグネチャーメニューが特別なスタイルで登場。先述のトマトバジルスパゲッティもハロウィン限定のデコレーションを施したフードカバーで届けられ、目にも楽しく遊び心たっぷり。そしてタコのブレゼにはムラサキイモのソースが添えられ、オレンジ色と紫色のハロウィンらしいソースが映える。

ディナーのあとには、ブッフェスタイルで楽しめるデザートが待っている。ハロウィンらしいデコレーションのパンプキンケーキやパンプキンマフィンといった秋の味覚や、スカルペッタらしいニューヨークスタイルのチーズケーキなどがずらりと並ぶさまに、思わず目移りしてワクワクすることだろう。10月限定の甘くクリーミーなカクテル「ナイトメアオブチョコレート」とあわせて、大人ならではのスタイリッシュなハロウィンを楽しみたい。

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そして年の瀬には12月21日〜28日の8日間限定で、フェスティブシーズンを彩る限定コース「ナターレ ラ ドルチェ ヴィータ」と「ナターレ ニューヨーク」が登場。いずれも全6品のコースで、贅沢な食材をふんだんに用いたスペシャルなメニューと、シグネチャーのトマトバジルスパゲッティを同時に味わえる。

「ナターレ ラ ドルチェ ヴィータ」は、北イタリア・ピエモンテの郷土料理である、牛肉を赤ワインで煮込んだブラザートにインスパイアされた「和牛フィレ肉のグリルと頬肉の煮込み“ブラザート”トリュフソース」をメインに据える。香草が香るザクザク食感のクルートになめらかなシャンパーニュソースが溶けあう「平目の香草クルート シャンパーニュソース」など、赤や緑の色合いにもこだわったメニューはホリデーシーズンの輝きを見事に表現する。

上品で洗練された空間と、エレガントながらフレンドリーなサービスが心地よいスカルペッタ東京。遊び心あるニューヨーク流のイタリアンを味わえるこのレストランは、何気ない日常のなかでふらりと立ち寄るにも、スペシャルな日を大切な人と過ごすにもぴったりだ。