SINGAPORE シンガポール

廃校の校舎を改修し、ライフスタイルデスティネーションとして生まれ変わった「ニュー・バル」が話題を集めている。シンガポールのショッピングモールの多くは、大手ブランドが中心のテナントミックスが主流だが、同施設ではクラフトやサステイナビリティを意識した国内ブランドが中心。地元のクリエイティブなコミュニティを盛り上げようというコンセプトで注目を集めている。
商業施設として賑わう一方、学びの場としても活躍。体育館や実験室など、元の校舎を活かした空間で、さまざまな年齢やニーズに合わせたワークショップやイベントを開催し、地域に根付いたランドマークとなることが期待されている。

※この記事はPen 2024年11月号より再編集した記事です。