日々デザインが進化する、実験的なコーヒースタンド「ボフミル千駄ヶ谷 東京」が誕生

  • 写真:河内 彩
Share:

ボフミル千駄ヶ谷 東京

4_24022_181-L.jpg
コーヒー豆は毎月異なる韓国の焙煎所のものを提供。「アメリカーノ」¥450 

ブルーボトルコーヒーやイソップなどの店舗デザインを手掛けるスキーマ建築計画。その千駄ヶ谷オフィスの一角にコーヒースタンドがオープンした。もともとの本店は韓国にあるが、その建て替え後の新店舗を手掛けるスキーマ代表、長坂常がオーナーと意気投合し、今後の店づくりの参考にするためにつくった“モックアップカフェ”という実験的な店舗だ。営業しながらデザインすることで、光の当たり方や客の動線など、デスク上では考えられない要素がどのように影響を与えるかを検証している。そのためサインやディスプレイ、植物の配置は常に変わるのが特徴。デザインの力で日々進化するこの店を、定期的に訪れて観察したい。 

5_24022_104-L.jpg
店舗設計はスキーマの韓国人スタッフが担当、ロゴデザインは若手グラフィックデザイナー有本怜生が手掛ける。

bohumil sendagaya, tokyo

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-31-5
営業時間:9時~17時30分(月~金)10時~18時30分(土、日、祝)
定休日:不定休
Instagram@bohumil_coffee

※この記事はPen 2024年11月号より再編集した記事です。