ファーストフードの定番、チキンナゲット。だが、今年のテニス全米オープンで提供されたチキンナゲットはファストフード店の“お手頃な”ものとは格別に違うようだーー
全米オープン中に、ファンの間で特に注目を集めたのが、驚きの価格設定を誇るチキンナゲットだ。なんと、6個入りで約1万4,000円という高級品が登場。キャビアをトッピングしたこの贅沢なスナックを手に、観客たちは試合を観戦する新たなスタイルを楽しんでいた。
「作り方やトッピングの豪華さはともかく、マクドナルドのドライブスルーで買えるものにこの価格は高すぎる」という声も上がったが、このナゲットはまったくの別物。
ミシュラン星を獲得した「Cote Korean Steakhouse」のオーナーが手掛ける人気の韓国風フライドチキンレストラン「COQODAQ」が提供したものだ。ニューヨーク・マンハッタンに位置するこのレストランは、9月中旬の男子決勝戦でその存在感を放った。
屋台で販売されたのは、ハニーマスタードやクリーミー・コリアンダー、さらには韓国産コチュジャンを使用したアメリカンBBQソースなど、さまざまなトッピングが魅力のグルテンフリー・チキンナゲット。
この基本のナゲットは6ピースで約3,700円という価格(これでも少し高い...)だが、もう少し豪華にしたい人は、約1万4,000円の「24Kナゲット・ボックス」のオプションを選ぶこともできる。
6ピースのナゲットには、ペトロシアンのゴールデン・ドーレン・キャビアと生クリームが贅沢にトッピングされる。
購入者のSNS投稿には、豪華なボックスに丁寧に収められたナゲットとトッピングが映し出され、ファーストフードとは一線を画す高級感が漂う。NYタイムズによると、トーナメント期間中には約10万個の手作りナゲットが販売されたといい、その人気のほどがうかがえる。
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ユーザーたちの声は?
この高価なスナックにSNSのユーザーは熱狂。「1万4,000円はやりすぎでは?」という声がある一方で、「USオープンに来ているなら、お金は気にしない」といった意見もあり、キャビアの質に関する興味も寄せられた。
また、「一生に一度の体験として、お金をかける価値がある」という意見もあり、ユーザーたちの心を掴んでいる。
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