インテリアに馴染むスタイリッシュなルックスで、デザインコンシャスなユーザーに人気のレコルトのスライドラックトースター。プロのインテリアスタイリストたちなら、どのようなシーンに合わせるのだろうか。第一線で活躍する3人の人気スタイリストに、スライドラックトースターのある空間をスタイリングしてもらった。
第二回は、2023年に独立し、雑誌や広告をはじめ、ポップアップイベントのスタイリングや店舗のVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)なども務める竹内優介さんが、気の置けない友人を自宅に招いた、ホームパーティをイメージしたスタイリングを披露してくれた。
「ここは、僕が仕事でお世話になることの多いデザイン設計事務所が運営しているスタジオで、黒とグレージュで統一したキッチンのストイックな雰囲気と、開放感のあるライトウッドのベンチシートや自然光のコントラストが気に入っています。今回スタイリッシュでかわいさもあるレコルトのスライドラックトースターをスタイリングする際に、真っ先に頭に浮かんだのがこのスタジオでした」
竹内さんは、調理家電でありながら、モダンなインテリアにも馴染むアドレスフリーなレコルトのスライドラックトースターから、カジュアルなホームパーティのシーンを想起したそうだ。
「みんなでいろんな種類のたこ焼きをつくりながら楽しむ“タコパ”みたいに、お気に入りのパンを持ち寄ったり、いろんなトーストのレシピを試したりしながら、思い思いに楽しむパーティがあっても面白いなと思いました。レコルトのスライドラックトースターはデザインもかわいいから、パーティシーンの華やかな雰囲気にも馴染んでくれます」
パンを焼き始めると部屋全体に広がっていく食欲をそそる香りも、パーティを盛り上げるスパイスのひとつ。このスタジオのキッチンスペースのようにシャープでストイックな印象が強い場合、自ずとダイニングスペースの家具や小物もその世界観に引っ張られていきそうだが、竹内さんのスタイリングではリビングに明るい色みや素材のものを選ぶことによって、落ち着いたキッチンを背景に、団らんの場がハイライトされたように見える。
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「シャープでミニマルなものも好きだし、素朴で温かみのあるものも好き。クラシックなものも好きだし、モダンでポップなものも好き。どれかひとつに偏ってしまうのは不自然だし、いろんなものが混ざっているからこそ、いまの時代らしさや、自分らしさが出てくるんだと思います。だからインテリア選びは、なにかに縛られることなく、勇気をもって冒険してみることも大事だと思っています。異なる要素を組み合わせても、自分が好きで選んだものであれば、自ずと統一感が出てくるはずです。その点、レコルトのスライドラックトースターはシャープでミニマルな印象と、かわいくて親しみやすい印象を併せ持ったデザインなので、キッチンでもリビングでも、どこに置いても馴染むのがいいですよね」
「実は僕もこのスタジオと同じビルに住んでいて、こちらのスタジオで朝から打ち合わせがあると、朝食をいただくこともあるんです。ホームパーティじゃなくて、普段の朝食ならここのカウンターキッチンで使うのがいいですね」
ひとり暮らしの竹内さんは、自宅にあまり多くの家電を揃えていないそうだが、初めて使うスライドラックトースターの使いやすさには心を奪われていた。そもそも竹内さんがデザインに興味を持つようになったきっかけは、大学生の時に見た家電だったともいう。
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「ドイツのディーター・ラムスというデザイナーが手掛けていたブラウンのオーディオを見た時に、機能に基づいて整理されたボタン配置とか、ミニマルに削ぎ落とされたデザイン性が、とてもかっこよく見えました。ディーター・ラムスはアップルのデザインに強く影響を与えたことでも有名ですが、いまの時代は複雑さや細かさよりも、簡潔で直感的なデザインが求められます。このトースターも昔のオーディオみたいな見た目だし、ボタンの数も少なくて、ちょうど僕好みのデザインです」
毎日の朝食からホームパーティまで、キッチンからリビングまで、ライフスタイルの垣根を越えて使えるレコルトのスライドラックトースターは、ひとり暮らしのファースト家電としても活躍してくれるだろう。
レコルト
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