ドラゴンボールや聖闘士星矢も登場、ユーモアあふれる手づくりカートレース

  • 写真&文:仁尾帯刀
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SAO PAULO サンパウロ/ブラジル 

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80年代の映画『E.T.』がテーマの車両。参加者には弾けたい中年層が多く、「聖闘士星矢」など懐かしいテーマのものが多かった。 

世界で人気の「レッドブル・ボックスカート・レース」がこの6月、5年ぶりにサンパウロで行われ、参加者らによる手づくりカート34台がタイムとユーモアあふれるカーデザインを競った。

2000年ブリュッセルでの初開催以来、ロンドン、東京などで行われてきたこのイベント、今回のテーマは「ギーク」だ。懐かしの映画『E.T.』『マッドマックス』のほか、ブラジルで根強い人気のアニメ「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」などをオマージュしたカートが400mの下り坂を滑走した。手づくりカートは速さばかりでなく、予想外のハプニングも大きな見もの。ジャンプ台などで転倒、破損するたびに歩道を埋め尽くした観客が沸いた。

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カラピクイーバ市から出場したチームはドラゴンボールがテーマ。「人生で一度は挑戦したかった!」とレースに臨んだ。

※この記事はPen 2024年9月号より再編集した記事です。