さすが「愛の都」! パリ五輪でプロポーズした7人の選手たちが話題に

  • 文:さかいもゆる
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「愛の都」と呼ばれるパリには、人々をロマンティックにする作用があるようだ。7月26日に開幕したパリオリンピックでは、連日のように出場選手たちが競技終了後にプロポーズを行うという、今までになかった現象がトレンドとなっている。

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1.アリス・フィノ選手(陸上)

フランスのランナー、アリス・フィノ選手は、女子3000メートルの障害走決勝でヨーロッパの記録を破ったあと、そのまま恋人が座っている観客席スタンドに走り、片膝をついてプロポーズ。

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2. 劉雨辰選手(バドミントン)

バドミントンの混合ダブルスで金メダルを獲得した黄雅瓊選手は、表彰式後に恋人である男子ダブルス代表の劉雨辰選手を渡し、ひざまずいてダイヤの指輪を差し出した。ネット上では劉選手が授賞式の主役を奪ったと非難されたが、黄選手は金メダルとダイヤの指輪、両方を手に入れて幸せそう。

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3.ジャスティン・ベスト選手(ボート)

アメリカ代表のジャスティン・ベスト選手は、60年ぶりにアメリカチームに最初の金メダルを持ち帰り、9年間交際していたレイニー・ダンカンと婚約。8月5日、米「トゥデイ・ショー」のパリ生中継で、アスリートは2738本の黄色いバラを持ち、彼女にプロポーズ。パリはレイニーのお気に入りの街で、オリンピックがそこで開催されると知ってから、ジャスティンはプロポーズするのに相応しい場所だと決めていたのだという。「僕は金メダルと女の子を手に入れて、彼女はダイヤを手に入れた」。

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4.ペイトン・オッタンダール選手(砲丸投げ)

8月3日ショットプット競技で4位になったアメリカのペイトン・オッタンダールは、その翌日にエッフェル塔の前でガールフレンドのマッディー・マイルズにプロポーズ。彼はプロポーズの瞬間の写真を、インスタグラムでシェア。

「愛の街で...永遠に愛してるよ、マディ・ニレス!」、とキャプションをつけている。

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5.パブロ・シモネ選手(ハンドボール)

アルゼンチンのフィールドホッケー選手マリア・カンボイにプロポーズしたのは、同じアルゼンチン代表チーム仲間でハンドボール選手の、パブロ・シモネ。シモネ選手はチームの集合写真の撮影時に、ひとり前に出てカンボイ選手のためにひざまづいた。チームメイトたちも大喜びしてみんなで輪になって陽気にはしゃぐ様子が、シモネ選手のインスタグラムのリールに投稿されている。抱き合ってキスを交わし合った後、再びひざまづいてリングを差し出す彼。

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6.サラ・ステヤート選手(セーリング)

フランス代表のサラ・ステヤートと彼女のスキフセーリングパートナーのシャーロット・ピコンは3年前に「パリ五輪で金メダルか銀メダルを獲ったら婚約する」と宣言。結果は銅メダルに終わったけれど、ふたりのボーイフレンドは競技終了後にリングを持って待ち構えていたのだ。何ともロマンティックな話!

「もちろん、私たちはイエスと言わなければならなかったわ」とステヤート選手は記者会見で言い、婚約指輪を見せびらかした。彼女は婚約者と一緒に、ふたりの娘を育てている。

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7.シャーロット・ピコン選手(セーリング)

ステヤート選手の競技パートナーであるピコン選手も、会場であるフランスのマルセイユのビーチで、恋人のジャン・エマニュエル・メストルの求婚に「イエス」と答えた。ふたりの間には娘がいて、この大会でピコン選手は引退する。