人気店が海外初進出!日本人シェフが手掛ける“進化系かき氷”

  • 文:平原千波
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BANGKOK バンコク/タイ

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看板メニュー「ミルク&メレンゲかき氷」(380バーツ)。北海道産あずきの粒あんと求肥が入っている。 photo: Oyatsu no Jikan

ミシュラン2つ星フレンチ「フロリレージュ」の川手寛康シェフが手掛ける人気かき氷店「あずきとこおり」が、バンコクの中心地・ランスワン地区に「Oyatsu no Jikan」という名前でオープンした。

かき氷は、濃厚なクリーム、メレンゲ、フルーツの3層構造。フレンチの技法をふんだんに取り入れた一品は、温度や食感のコントラストが楽しめる。羽のようにフワフワで、雪のようにすーっと溶けていく薄切りの氷は、富士山天然水を使用。オープンから3カ月経ったいまもバンコクっ子が殺到し、予約なしでは入店できないほどのかき氷ブームを起こしている。日本発の進化系スイーツのインパクトは、想像以上に大きいようだ。

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和モダンな店内。かき氷との相性もいい相生かぶせ煎茶や宇治抹茶など、厳選された日本茶も楽しめる。www.oyatsubk.com photo: Oyatsu no Jikan

※この記事はPen 2024年9月号より再編集した記事です。