ショート動画制作支援プロジェクト「アスクリエイションプロジェクト」が、KDDIと松竹ベンチャーズによってスタート。第1弾としてドラマクリエイター、ごっこ倶楽部が手掛ける長編ショートドラマ「トリッパーズ」が8月9日(金)に公開された。
ごっこ倶楽部は、TikTokやYouTubeなどで縦型ショートドラマを制作・配信するクリエイター集団。脚本、撮影、編集、投稿、マーケティングまでをワンチームで行い、さらに視聴データの分析・改善も自社で完結させるスタイルで、これまで制作した動画は1200本。累計再生数は驚異の40億回を誇り、再生数やフォロー数、いいね数においてもショートドラマカテゴリーの中では日本一。縦型ショートドラマコンテンツ市場をけん引するスタートアップ企業だ。
今回展開する「アスクリエイションプロジェクト」では、十分な製作費を担保できず、制作に挑戦できないクリエイターの課題解決のために自由な作品づくりをサポートし、高クオリティな作品をスマホでより多くの人に視聴してもらう目的のもと、ごっこ倶楽部とともに作品を制作する。
ショートドラマ「トリッパーズ」には、映画やドラマ、舞台などで活躍中の小島藤子と、フリーアナウンサーから俳優業まで活躍の場を広げる宇垣美里らが出演。地上波では放送できないグレーな要素や、銃を使ったアクションシーンなどド派手な演出を散りばめた、大人の青春ストーリーだ。モラハラ夫に悩まされる専業主婦・朝美を小島、朝美の前に現れる謎の女・小夜を宇垣が演じる。
縦型ショートドラマに初挑戦の小島は作品について「なかなかぶっとんだ作品だと思いました」と明かしつつ、「自分が参加できることにワクワクしながら臨んでいます」と意気込み。宇垣は「演技自体のテンポのよさが重要だと思っていたので、スピード感のある掛け合いを意識しました」と、ショートドラマならではのこだわりを語った。
全72話で構成される本ドラマは、TikTokなど各プラットフォームにて順次公開。