中身は買ってみてのお楽しみ、ニューヨークにアートの自動販売機が街角に出現!

  • コーディネート:鈴木希実
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NEW YORK ニューヨーク/アメリカ

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作品形態はオブジェやプリント、アクセサリーなどさまざま。価格帯は5ドルから100ドルまでだが、平均20ドルくらいのアイテムが主軸。 photo by Mystry Mart

「ミステリーマート」は、若手アーティストの中心地、ブッシュウィックに登場したアートの自動販売機。その第一号機がアートギャラリー「ブルックリン・アート・ケーヴ」に設置された。もともとはアート作品を販売するだけでなく、まだ知られていないローカルアーティストや未知の才能を、ニューヨークのアートシーンに紹介するプラットフォームとして開発されたもの。自販機オーナーには賃貸料金が支払われるので、集客のフックにしつつ、空きスペースの有効活用にもなる。アートとコミュニティをつないでお互いに利益をもたらすシステムとして、これからの展開が期待されている。現在、新たな自販機オーナーを募集中だ。

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アクリルのオブジェ。現在参加中のアーティストは25組で、新しいアーティストも募集中。 photo by @c1mah

※この記事はPen 2024年9月号より再編集した記事です。