ついに発売日と価格が決定!ニューバランス初の「1906L」ローファーが大人心を鷲掴み

  • 文:一史
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スニーカーの履き心地の新型ローファー「1906L」。ウィズはD、サイズはハーフ刻みで22~29cm、30cm。¥19,800。

スニーカー好き、モード好きの間で話題を呼んだあのローファーの全貌がついに明らかになった!先行で広く情報が流れたコラボ品でなく、ニューバランスの通常ライン(ただし販売先限定)としての登場である。色展開は写真のメタリックなシルバーのみ。ニューバランスを次のフィールドへと押し上げる意欲作だ。
「ニューバランスにローファーがある」との情報がネット上を巡ったのは、今年初頭のコムデギャルソンの国内展示会が開催されたとき。長年ニューバランスとコラボを続けるジュンヤワタナベのコレクションの1アイテムとしてお披露目された。パリコレのランウェイショーでも着用されたこのときの色展開は、黒と白の2タイプ。この秋の発売を心待ちにしている人も多いのではないだろうか。その後、ニューバランス自身もオリジナルローファーを出すことが判明。ここに掲載するシルバーも、世界レベルではすでに写真が出回っていたものだ。このたび日本国内での価格や発売日がようやく明らかになった。

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メッシュアッパーのスポーティーなパーツ使い。ローファー特有のベルトはメッシュアッパーと分離している。

ローファーはニューバランスらしいアイコニックなグレーをベースにしたカラーリング。メタリックな輝きがまさしく現在のスニーカートレンドのど真ん中である。元の型はランニングシューズの「1906」だ。
実際に製品前のサンプルに足を入れてみたが、見た目で期待する通りの安定性、クッション性が感じられた。足全体を包むホールド感が柔らかすぎず、適度なハリがある。スリッポン型のシューズだから足に合うかはその人しだいでも、革のローファーと比べれば断然スニーカーに近い。

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実物を手に取ると、アッパーのNマークが小さくても主張が強いことに気づく。インソールはインソール界の権威であるオーソライト社の製造品。

若い世代の新しいファッショントレンド用語であるY3K(ワイスリーケイ=3,000年代)にも通じる、近未来的なパーツ使いとフォルム。クラシックなペニーローファーを懐かしむ大人もチャレンジしたくなるだろう。決定した発売予定日は、2024年9月19日(木)。ニューバランス公式オンラインストア、一部のニューバランスオフィシャルストア、その他一部の販売店における限定販売となる。
好きと思ったら買い!なシューズだが、しいて注意点を挙げるなら実物は公式写真よりシルバー感が強く感じられること。公式写真はマットなグレーの印象があるが、色の名称通りのシルバーと思ったほうがいいだろう。定番のグレーのニューバランスとはやや方向性が異なる派手さがある。この点が気になる人は、ネット購入より店頭で確かめてからのほうが安心かもしれない。

ニューバランスジャパン お客様相談室

TEL:0120-85-7120
https://shop.newbalance.jp

 

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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