ウィリアム皇太子、息子ジョージ王子とUEFAユーロ2024でリアクションが完全に一致

  • 文:さかいもゆる
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スポーツ好きなことで知られる、イギリスのウェールズ公夫妻。キャサリン妃がパトロンを務めるオールイングランド・ローンテニス・アンド・クロケット・クラブが主催するウィンブルドンの男子決勝戦を、娘シャーロット王女と観戦していた同じ日に、ウィリアム皇太子は息子のジョージ王子と一緒にドイツで開催されたUEFAユーロ2024決勝戦でのスペインとイングランドの試合を応援しに行っていた。

ウィリアムと長男で10歳のジョージ王子は、お揃いのネイビーのスーツにレジメンタルタイという親子コーデで登場。観客席では誰よりも大きなリアクションで試合の動向に一喜一憂。ふたりの動きが完全に一致していたことから、「ミニミー(そっくりさん)」だとXで話題に。

イングランドが失点したときは同じように頭を抱え、ゲームタイのゴールを決めた際には、椅子から飛び降りて抱き合うといったシーンも見られた。

結局試合は2対1でスペインの勝利に終わったけれど、試合を満喫して親子の絆は深まったようだ。ウィリアム皇太子はイングランドのサッカー協会会長であり、今年すでに2つの試合にジョージ王子を連れて公務を行なっている。これは息子にスポーツへの情熱を伝えるだけでなく、子どもたちに公務のポジティブな面を理解させ、それとともに英国のスポーツへの支援を国内外にアピールすることにも繋がっている。

キャサリン妃は3月にがん治療を公表し、それまで病気を明かさなかったのは子どもたちを守るためだったとコメント。それ以降、皇太子がシャーロット王女とジョージ王子を連れてテイラー・スウィフトのコンサートを訪れたりと、子どもたちと公の場で過ごす機会が増加している。これは王位継承者であるウィリアムが、父親のチャールズ国王の世代までとは違った、国民が親しみやすく、家族に献身的な夫であり父親であるロイヤルの姿を打ち出していきたいという戦略でもあるようだ。公務優先で生きてきたチャールズ国王は、イギリス国民への好感度という点では明らかに人気がない。そして皇太子夫妻は、子どもがプライオリティという姿勢をこれまでも貫いてきた。

ウェールズ公のインスタグラム公式アカウントでは、イングランドのジャージを着て自宅でユーロ決勝戦を観ているシャーロット王女と三男のルイス王子のツーショットをシェア。こちらのキュートな兄妹の後ろ姿も、ロイヤルファンの心を掴むことにひと役買ったようだ。

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キュートな後ろ姿。