美食と美酒に酔いしれながら優雅な旋律も愉しめる、“大人の遊び場”がオープン

  • 文:植田沙羅
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「海と共に暮らす」をコンセプトにしたスモールラグジュアリーホテル「UMITO(ウミト)」が、新たにモダン和食レストラン「レストラン UMITO 赤坂」を東京・赤坂にオープンさせた。四季折々の旬の食材が織りなす美食と、ピアノやトランペットのライブパフォーマンスに酔いしれる、大人のためのレストランが誕生した。

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全40席の落ち着いた店内は上品なトーンでまとめられ、まるで大人の隠れ家のよう。1日に4回開催されるライブ演奏も間近に堪能でき、都会の喧騒を忘れさせてくれる。

沖縄や熱海、鎌倉など全国にシェア購入型の別荘兼ホテルを展開する「UMITO」。その名の通り、物件のほとんどが海を眼前に臨む抜群のロケーション。別荘のように一部屋を購入することはもちろん、年間10泊からシェア購入することもでき、空いた日にはホテルとして運営されるだけでなく、オーナーは全国のUMITOも相互利用できるという画期的なシステムで、自然を楽しむ新たなライフスタイルを提案している。

そんなUMITOが手掛けるレストランは、赤坂見附駅から徒歩3分の好立地。和食文化を独自の解釈で昇華した「モダン和食」を提供するだけに、店内は落ち着いた色味を基調としながらも、打ちっぱなしの柱やシックなテーブル席など、和食レストランらしからぬ雰囲気だ。そして海を目の前に佇むホテルと同様、食や空間を通じて都会の忙しない日常から隔絶された、特別なひと時を過ごしてほしいという想いが込められた。

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コース料理の一例。海を連想させる青い皿に美しく盛り付けられた、豊洲市場直送の新鮮なお造りや、魚沼産こしひかりを利尻昆布で炊き上げた土鍋ご飯など、鮮度や産地にこだわった食材をていねいに仕上げた料理が並ぶ。コースは¥13,000〜(サービス料、チャージ料別)

和食ならではの上品で優しい味わいを追求しながらも、洋の技術を取り入れた料理の数々は、旬の食材をふんだんに使っているので季節ごとに何度も訪れたくなるだろう。豊洲直送の新鮮な海の幸を使った魚コースや、国産牛フィレコースのほかに、アニバーサリーコースなど特別な日を彩るコースも充実。

そしてユニークなのが、新感覚のペアリングだ。繊細な味わいのピノ・ノワールとの組み合わせや、テキーラマイスターによる個性あふれるテキーラペアリング、そしてノンアルコールのハーブティーペアリングもあり、新たな食体験を愉しめること請け合い。ワインは約100種類、テキーラ約15種類、ウイスキーや日本酒もそれぞれ20種類ほど揃い、20時以降はバーとしても利用できるほど、多種多彩なアルコールが豊富に揃う。

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左:「はじめの玉手箱 北川鶏園出汁煮玉子 オシェトラキャビア 百合根クリーム」。千葉県・北川鶏園の烏骨鶏卵を出汁に漬け込んだ自慢の逸品。 右:「小洒落た名物 スプーンで食べる烏賊素麺 雲丹卵黄」。甘く贅沢な味わいのヤリ烏賊を素麺状にして、北海道産の雲丹を纏わせたこだわりの味。いずれもコースの一例。

さらに和食レストランでは珍しく、本格的なライブパフォーマンスを毎日開催。ニューヨーク出身のアーティスト、ジェームズ・ダイヤモンドが奏でるピアノやトランペットの美しい音色に耳を傾けながら料理を味わえるのだから、五感が刺激される優雅な時を過ごせるだろう。

また期間限定の特別イベントとして、ニセコなどのリゾートエリアで活躍し、多くのVIPを唸らせる実力派の出張鮨職人・山内雅貴を毎週木・金曜日に迎え、鮨コースを提供。鮨に加え、料理長・庄司広明による前菜やお椀、デザートも味わえるので、ふたりの料理人のコラボレーションにも期待が高まる。

ひとつの場所に縛られることなく、海とともに暮らす新たなライフスタイルを提案するUMITOのように、テキーラとのペアリングやミュージックパフォーマンスなど、既存の和食レストランの常識にとらわれず、自然の恵みを活かしていく「レストラン UMITO 赤坂」。さまざまな経験を重ねた大人たちの五感をも満足させる、至福の食体験が待っている。

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個室もあるので大切なゲストのおもてなしや、記念日の祝いの席など、プライベート空間を重視したい時にもうってつけのレストランだ。

レストラン UMITO 赤坂

住所:東京都港区赤坂3-10-4 赤坂月世界ビル2F
TEL:03-5797-8900
営業時間:17時30分~23時
定休日:日、月、祝、12月30日~1月3日
https://rest.umito.jp/akasaka/