2020年のオープン以来、日本有数のカメラ専門店として質、量ともに驚異の品揃えを誇るのが「新宿 北村写真機店」だ。この新たなカメラの名店がこのたびリニューアル。6階にライカカメラ社公認の「ライカブティック」が新たにオープン! さらに地下1階には「ベースメントギャラリー」が誕生した。
6階A館の「ライカブティック」にはライカの現行のカメラ製品だけでなく、スポーツ・オプティクスやカメラバッグなどが並び、各種製品の購入はもちろん、実際に製品に触れることで最新のライカの世界観を体感することができる。
さらにこの「ライカブティック」には、ライカの中古売場を併設。新宿 北村写真機店の豊富な在庫量を物語るかのように、多様なカメラ本体やレンズのほか、レンズキャップやレンズフードなどの小物までもが所狭しとショーケースに並び、訪れる者を圧倒する。
中古品のため、現行品よりもお手頃な価格で販売されている製品も多く、ライカビギナーにとっても気になるショップとなっている。
さらにそのすぐ隣にある6階B館の「ヴィンテージサロン」は、リニューアルを機にこれまで以上に品揃えを強化。近年注目を集めている表面のペイントが剥げて真鍮が露わになったヴィンテージ感満載のブラックペイントモデルや、何千万円もする希少な限定モデルなど、ほかではなかなかお目にかかれないレアなヴィンテージアイテムが盛りだくさん。
購入目的だけではなく、ライカの博物館にでも来たつもりで、ひとつひとつをじっくり鑑賞するために「ヴィンテージサロン」を訪れるのもいいだろう。ライカの歴史や奥深さ、製品のバリエーションなどをあらためて実感できるに違いない。
「ライカブティック」と「ヴィンテージサロン」をつなぐスペースには、特別なライカを展示するコーナーが誕生。リニューアル時には世界で一台だけの「くまモンのライカM」を展示。展示内容は定期的に入れ替わるので、頻繁に足を運んでレアなライカ製品をチェックしたい。
また、イベントスペースが地下1階 へと場所を移し、名称を「ベースメントギャラリー」に刷新。従来よりもスペースが広くなるとともに地上からのアクセスが良くなり、より気軽に足を運べるギャラリーに生まれ変わった。写真を愛するすべての人たちにとって、新たな刺激や文化に触れられる場所として今後も進化を続けていく。
この「ベースメントギャラリー」では、リニューアルオープン記念企画として「ライカで見つける10人の肖像展」が7月31日(水)まで開催中。この展覧会は、赤城耕一さん、ハービー・山口さん、大門美奈さん、舞山秀一さんなど著名な10人の写真家が、ライカで撮った至極のポートレートを展示するもの。
テーマが統一されているからこそ、写真家たちの個性が際立つ、見応えたっぷりの展覧会となっている。
「新宿 北村写真機店」のリニューアルについて、ライカカメラジャパン代表 取締役の福家一哲氏も期待を寄せる。
「オープンから4年が経過した新宿 北村写真機店さんは、いろいろな形で写真好きの方々やカメラユーザーの方々に新たな提案をしてくださっている唯一無二のお店であると言っても過言ではないと思います。ライカに関しても、新品だけではなくヴィンテージカメラにも相当力を入れて揃えてくださっていて、特別感のある魅力的な存在だなと感じます。この度ライカブティックが加わったことでさらにパワーアップできると期待しておりますし、これからも新宿 北村写真機店さんと一緒に写真愛好家やカメラ愛好家の方々がわくわくするような企画を作って、取り組みを強化していきたいと思っております」
ライカカメラジャパンとともに歩む「新宿 北村写真機店」の今後が楽しみで仕方がない。
「待望のライカブティックのオープンやイベントスペースの設置によって、より写真やカメラに精通するみなさまに楽しんでいただける店になったと思います」
そう話すのは「新宿 北村写真機店」を営むカメラのキタムラ代表 取締役の山﨑智彦氏だ。
「この新宿 北村写真機店から世界に向けて、国内外のお客様に喜んでいただけるお店を作り上げていきたいと思います」と山﨑代表が話すように、世界中を探してもこのレベルの品揃えを誇るカメラ専門店にはなかなかお目にかかれない。
「新宿 北村写真機店」を訪れる海外の人たちが、ショーケースに並ぶライカの現行製品やヴィンテージモデルを熱心に眺める姿を見ながら、こんなに素晴らしいショップが日本にある幸せや喜びをあらためて噛み締めたい。
新宿 北村写真機店
住所:東京都新宿区新宿3-26-14
電話番号:03-5361-8300
営業時間:10時〜21時
定休日:無休 ※1月1日は店休日