人気建築家が手掛けたオーシャンビューの一棟貸し別荘で、幻想的なチルアウトやプライベートサウナを!

  • 文:植田沙羅
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海と都会を好む凛とした女性のためのライフスタイルブランド、シールーム・リン。国内の主要都市にとどまらず今年3月にはハワイ、7月にはロサンゼルスにもショップをオープンした人気ブランドが、新たに一棟貸し別荘「LULLA(ルラ)」をスタート。鎌倉の材木座海岸を一望できるスタイリッシュなプライベート空間が、7月19日に誕生する。

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ダブルベッド2台を配した寝室1部屋と、リビングルーム、ダイニングキッチン、そして広々としたバスルームが揃う「ルラ」。最大4名までステイできるので、友人同士やファミリーでも利用できる。モダンな家具の中にピンクのソファがアクセントになったリビングルームで寛ぎたい。

「LULLA」とは凪を意味するLullをもとにした造語。目の前に広がる材木座海岸のさざなみのように、穏やかな時を過ごせるこのコンセプトハウスは、まさにブランド名のSEA(海)、ROOM(部屋)、LYNN(凛)を体現しているかのよう。オーシャンフロントの3階建てビルの2~3階部分、延べ面積250㎡の広々とした空間と、80㎡を超える屋上を有し、まるで別荘のようなパーソナル感と、ホテルのようなラグジュアリー感を兼ね備えた絶妙なバランスが心地よい。

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ラタンで作られたキッチンやクローゼットの扉が光や風を軽やかに通し、オーシャンフロントの眺望と見事に調和した、居心地のよい空間を生み出している。景色を眺めながらのんびりと食事を楽しむのにうってつけだ。

2階はリビングからダイニングまでひと続きになった開放的なつくり。大きな窓からは客室全体を包み込むように海が広がり、陽の光が燦々と降り注ぐ。チタン製の重厚な扉を開けると、心地よい潮風に包まれるテラスへとつながる。ウィンドサーファーが連なるビーチを眼下に見下ろせば、鎌倉らしい風景をひとり占めした気分が味わえるだろう。

リビングとダイニングの間にアクセントを添える螺旋階段を登ると、現れたのは広々としたオープンクローゼットだ。洋服を纏うことはライフスタイルの中心であるという想いから、建物の中央にレイアウトされ、明るくオープンな場所になっている。

3階の半分を占めるのは、どこまでも広がる雄大な海を一望できるバスルーム。シャワールーム、バニティカウンター、バスタブまでがシームレスにつながり、どの場所からも美しいオーシャンビューを堪能できるのが嬉しい。

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3階のオープンクローゼット。広々とした空間に、心休まるラタンの扉やオリジナルの家具が設られた。
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全長2.4mもの大きさを誇るバスタブは圧巻。バスルームは布と糸をイメージし、オリジナルで製作したピンクのタイルに黄色い目地を流した。クリーンだがどこか温かみもあるデザインに仕上がっている。

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内装デザインは、ラグジュアリーブランドの店舗やオフィス、レストランのデザインなど多方面で活躍する「I IN(アイ イン)」が手掛けた。優雅で生き生きとした空間づくりを目指し、「ルラ」のために特別につくられた日本製のオリジナル家具にも注目したい。

鎌倉は都心からほど近く、気軽に海を感じられる場所。しらすや鎌倉野菜など地のものをつかったホームパーティを開いたり、海を眺めながら広々としたバスタブで日々の疲れを癒すのもいいだろう。ゆくゆくはシェフを呼んでのケータリングにも対応するという。思う存分マリンスポーツを楽しんだ後に、プライベートサウナで整えたり、屋上でチルタイムを過ごすなんてのも最高だ。この「ルラ」は、一棟貸しで自由度があるからこそ、ステイする人の数だけ楽しみ方があるに違いない。

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目の前に広がる、鎌倉の材木座海岸。夕暮れ時には、幻想的なサンセットに出合えることも。潮風を浴びながらのチルアウトは、日々の喧騒を忘れさせてくれる。
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1階の屋外スペースには、国産木材を贅沢に使った総ヒノキ造り&サーモウッドのバレルサウナ「バロウ」を設置。
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ベッドルームからも材木座海岸の美しい景色を眺められる。一棟貸しで自宅にいるかのような安心感がありながら、目覚めの瞬間から間近にビーチを望む非日常も味わえる。

ルラ

住所:神奈川県鎌倉市材木座6-14-11
www.instagram.com/lullakamakura