バーレスクの女王が、パリコレで“ほぼ全裸”のパフォーマンスを披露

  • 文:さかいもゆる
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Andrea Raffin-Shutterstock

バーレスクの第一人者として知られるディタ・ヴォン・ティーズが、現地時間6月25日に、パリ・ファッション・ウィークでパフォーマンスを披露。

アレクシス・マビルのオートクチュール2024年AWのランウェイで、ディタは彼女の有名な、マティーニグラスを模した巨大なオブジェの中で水飛沫を上げるバーレスクダンスにほぼオールヌードの肢体で挑み、幻想的な美しさで観客たちを魅了した。

ジュエルを飾ったタッセル付きのニプレスとお揃いのガーターベルトとチョーカーを纏ったディタは、51歳にしてさらに輝きを増し、美しく見える。

1992年にバーレスクダンサーとしてデビューしたディタは、今後も活動のペースを緩める予定はないと宣言。過去のインタビューでは、「私はこれまで以上に強く、より健康だと感じています。なぜスローダウンする必要があるのですか? 私は、観客たちが年配の女性が模範を示すことを受け入れる時代に生きていることに、本当に感謝しています」と語っている。

ディタはマリリン・マンソンと7年間の交際ののち、2005年から2006年にかけて結婚していたことでも知られている。2001年に女優のエヴァン・レイチェル・ウッドを筆頭に複数の女性たちから性的虐待で告発されたマンソンについて、彼女はインスタグラムで「自分の体験とは一致しない」とコメント。自身の離婚理由は性的虐待ではなく、不倫と薬物乱用のためだったと明かしている。

エレガントでクラシカルな美を漂わせたディタの、年齢を超越した色っぽさは、今後どんな風に進化を遂げていくのだろう。

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