「ライカD-LUX8」は、軽量コンパクトでズームレンズ搭載! 毎日持ち歩きたくなる高級カメラが登場

  • 文:石川博也
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「ライカD-LUXシリーズ」の最新モデル「ライカD-LUX8」

ライカのカメラの中でも特に軽量かつコンパクト。おまけにズームレンズまで備えたデイリーユースにふさわしいモデルとして、長年愛され続けてきたコンパクトデジタルカメラが「ライカD-LUXシリーズ」だ。

その最新モデル「ライカD-LUX8」が、いよいよ2024年7月20日(土)に発売となる(予定)。現行モデル「ライカD-LUX7」の発売が2018年12月15日なので、新モデルの登場はおよそ5年半ぶり。まもなく訪れる待望の瞬間が待ちきれない。

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これまで以上に風格を帯びた外装が、所有欲も満たしてくれる。

まずなにより気になるのは、グレードアップしたそのデザインだろう。これまではソリットな質感だったボディが、ダイヤモンドパターンの外装をまとって、より高級感のあるデザインに刷新。これまで以上にライカらしい威風堂々とした佇まいを手に入れた。

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カチカチと設定を変えられる物理的なダイヤルは、扱いやすさ抜群だ。

ほかのライカのカメラ同様にシンプルで快適な操作性も特長のひとつ。直感的で扱いやすいユーザーインターフェースや、ボタン類の配置、そして、人間工学に基づいてレイアウトされた操作部などが際立つ、ユーザーフレンドリーなカメラとなっている。

操作はフルオートもしくはマニュアルを選ぶことができるため、カメラ初心者から撮影に精通した人まで、誰もが自分の理想とする形で「ライカD-LUX8」と付き合うことができる。また、気軽にパシャパシャとスナップ撮影もできるし、絞りやシャッタースピード、構図などを調整しながら、じっくりと被写体と向き合うこともできるなど、シーンに合わせて撮影の楽しさや醍醐味、奥深さを存分に味わうことができるのもこのカメラの魅力だ。

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ボタン類が少ないため、迷うことなく操作ができる。

高精細なタッチパネルモニターや240万ドットの新しいOLED(有機EL)ビューファインダーのライブビュー機能が、フレーミングをサポート。映像素子は2,100万画素(有効1,700万画素)の高性能な4/3型CMOSセンサーを採用。レンズは大口径の「ライカDCバリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」で、35mm判換算での焦点距離は24-75mm相当となっている。

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付属の外付けフラッシュユニットを装着した様子

付属の外付けフラッシュユニットを装着すれば、暗い場所でも美しく撮影することができるし、見た目の印象も変わり、よりかわいい相棒となるだろう。

もちろん写真だけでなく、4K動画の撮影も可能。撮影後はライカ専用アプリ「Leica FOTOS」で簡単にスマートフォンに取り込むことができるから、SNSへの投稿もスムーズだ。

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アクセサリーによって自分好みの「ライカD-LUX8」にアレンジ!

アクセサリー類も豊富で、レザー製のプロテクターはブラック、コニャック、オリーブグリーンの3色展開。キャリングストラップとリストストラップはそれぞれブラック、ペトロール×コニャック、バーガンディ×オリーブグリーンの3色が揃うので、自分好みの一台にドレスアップすることができる。ほかにもアクセサリーキャリングケースやヒップバッグ、オートレンズキャップ、ハンドグリップ、3色のソフトレリーズボタンが用意されている。

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レザー製のプロテクターとキャリングストラップを装着した「ライカD-LUX8」

期待が高まる「ライカD-LUX8」の価格は286,000円。発売はライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて。

昨今、世界的に人気がヒートアップしているライカのカメラ。国内外の名フォトグラファーたちを魅了してきた独自の世界観に「ライカD-LUX8」を通して触れてみたい。

ライカカメラジャパン

https://leica-camera.com/ja-JP/photography/cameras/d-lux/d-lux-8