ケイティ・ペリーが7月11日にリリースするNewシングル、「Woman’s World」のカバーアートとリップシンク動画をインスタグラムでシェア。クロシェニットのビキニにモビルスーツの脚のようなものを装着したケイティが小さなブラからは、バストの下がはみ出ている。ファンたちはセクシーなケイティの新たな活動に喜んだけれど、一方でこの新曲が一部では物議を呼んでいる。
それは、この曲を含むケイティのNewアルバムが、2014年に性的暴行とDVで起訴されたDr.ルークと、マックス・ルーティンによる共同プロデュースだったから。Dr.ルークは今までの過去のケイティのヒット曲のほぼすべてに関わっているが、2014年以降に元恋人のケシャに前述の罪状で訴えられてからはコラボしていなかった。
ケシャはこの発表に対し、Xで「(笑)」とだけリアクションしている。Xではこの曲のタイトルが「女性の世界」なのにもかかわらず、女性を虐待した人物によってプロデュースされていることが皮肉だと指摘するコメントも。
さらに曲のコンセプトである女性をエンパワーメントするという歌詞も、「10年古い」とTikTokでは酷評されている。「セクシーで自信がある/とても知的だ」、「彼女は天から送られた/とてもソフトでとても強い」という歌詞もメロディも、「AIで作成したみたいだ」というコメントがつけられている。
またビジュアルについても、「一部のゲイの男性にアピールするためのわかりやすいアピール」というXのコメントに、57000以上のいいねがついている。
ケイティはこの7年間、オーディション番組「アメリカン・アイドル」に審査員として出演し、ポップスターとしては半ば休業状態に。今年初めに番組を降板し、新たな音楽を制作することを発表していた。
ケイティにとって約4年ぶりとなるアルバムのリリース。手厳しいレビューが多いのは、期待されていたことの裏返しだろうか。
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