第77回トニー賞授賞式が現地時間6月16日、ニューヨークで開催された。
トニー賞は、アメリカ演劇界最高の栄誉。ミュージカルや演劇界のスターをはじめとするセレブたちが続々とレッドカーペットに登場するなか、俳優のブルック・シールズが意外なスタイルを披露した。
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足元はクロックス「ヒールは無理」
『シカゴ』や『キャバレー』などブロードウェイ常連キャストのブルックは、晴れやかなイエローのドレスで報道陣の前に現れた。
スパンコールのトップに、リボンのついたウエスト。ハリウッド女優に人気の高いモニーク・ルイリエのドレスだ。重ね付けのブレスレットに、耳元の大ぶりなパール、ボクシーなゴールドのクラッチバックがドレスを引き立てる。
そして足元には……同じイエローのクロックスだ!
ブルックは自慢げにクロックスを見せながら「ヒールは無理なの!」と米ピープル誌に語った。ブルックが履いているのは、おそらく7150円(税込)の『バヤ クロッグ』だ。
授賞式の前日、ブルックはInstagramに両足の写真を投稿し、つま先を手術したと明かしている。詳しい手術の内容は不明だが、術後間もないため、足に負担の少ないクロックスを選んだようだ。
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クロックスでのレッドカーペットは過去にも
CNNによると、クロックスはファッション関係者から嘲笑されることもあったが、レッドカーペットで着用するセレブも少なくない。
2015年の第67回エミー賞授賞式で、俳優のアラン・カミングはヴィヴィアン・ウエストウッドのスーツに黒のクロックスを合わせた。2022年には、英ロンドンで開催されたドラマ『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のワールドプレミアに、俳優のオーガスタス・プリューがラベンダー色のクロックスで登場している。
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11歳でヌード「うぶだった」
ブルックは、売春婦を演じた『プリティ・ベビー』や、髪で胸を隠した姿が話題となった『青い珊瑚』で有名だ。『プリティ・ベビー』はヌードシーンもあるが、撮影当時ブルックは11歳。『青い珊瑚礁』は14歳だった。
幼い頃からメディアで性的な表象を求められたブルックは当時を振り返り、ドキュメンタリー『Pretty Baby: Brooke Shields(原題)』で「うぶだった」と語っている。
「演技の仕事となら、なんでもやっていたの」「純粋だったのね」
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