父の日の写真、今回も撮影者はキャサリン妃「ウィリアム王子と3人の子どもたちの後ろ姿」

  • 文:宮田華子
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@KensingtonRoyal – Xのキャプチャ画像

6月16日は日本同様イギリスも父の日だった。この日、ウィリアム王子とキャサリン妃の3人の子どもたち(ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子)は、初めてSNSにメッセージを投稿した。

 


「パパ、愛してるよ。父の日おめでとう♡ G, C & L」

海を見つめながらウィリアム王子と3人の子どもたちの後ろ姿が撮影された写真に、子供たちからの愛あふれるメッセージが添えられている。

ウィリアム王子夫妻のSNSでは投稿者の署名がイニシャルで表記されることが多く、キャサリン妃も自分の投稿の最後に「C(Cathrine=キャサリンの頭文字)」と記すことが多い。

 


6月14日に自身のガン治療の経過を伝えたキャサリン妃の投稿。最後に「C」と書かれている。

同じように、今回のメッセージでも最後に子どもたちのイニシャル「G, C & L」が書かれていることから、メッセージが子どもたちによるものであることが分かる。

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今回の写真もキャサリン妃が撮影

4人の表情は見えないにもかかわらず、家族の愛が伝わってくるこの写真。撮影したのは今回「も」キャサリン妃だ。

ウィリアム王子とキャサリン妃の子どもたちの誕生日ポートレート写真は、キャサリン妃が撮影したものを「公式」として使用・配信されることが多い。しかし今年3月、母の日(イギリスの母の日は3月10日)に投稿された家族写真が修整されたものであったことから、翌日にキャサリン妃が謝罪メッセージを投稿したことが話題になった。

 


3月10日に投稿された家族写真。撮影はウィリアム王子。

これにより「キャサリン妃の写真は今後使われなくなる?」という憶測も呼んだが、4月のルイ王子、5月のシャーロット王女の誕生日ポートレートもキャサリン妃が手掛けたものだった。

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ルイ王子6歳の誕生日ポートレート。

今後も王室は家族が撮影した写真を「公式」として使用していく方針のようだ。

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ウィリアム王子も「パパ」へメッセージ

3人の子どもたちの投稿に先立ち(午前9時)、ウィリアム王子も自身の「パパ」であるチャールズ国王に向けたメッセージを投稿している。

 


「父の日おめでとう、パパ! W」

写真はウィリアム王子が2歳になる9日前の1984年6月12日に撮影されたもの。父・チャールズ国王と共に、サッカーボールで遊んでいる様子が写っている。

この投稿には「父への賛辞」だけでなく、別の隠れたメッセージも秘められていた。現在「ユーロ2024(サッカー欧州選手権、開催国:ドイツ)」が開催中であり、この夜、イングランド・チームは対セルビア戦を控えていた。イングランド・チームへの応援を兼ねてこの1枚を選んで投稿したと推察される。

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チャールズ国王は亡き父を偲ぶ投稿

チャールズ国王は朝8時前にメッセージを投稿した。

 

「すべてのお父さん、そして今日、親を恋しく思っている人たちが、リラックスした父の日を過ごせますように」

チャールズ国王は2021年4月に父であるエディンバラ公爵フィリップ王配を亡くしているが、メッセージには亡き父が写った動画が添えられている。すべての人に父親/親がいるわけではないことを気遣った、思慮深いメッセージを発信したといえる。

王室メンバーの暮らしは一般市民とは異なるものだ。しかし父の日に発信された心温まるメッセージから、ロイヤルであっても誰かの子であり親であり、日々の生活があることが伝わってくる。

 

【次ページ:動画あり】小さかったウィリアム王子&ハリー王子の激カワ動画

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赤ちゃん時代のウィリアム王子。眉をへの字にした表情が何とも愛らしい。

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ハリー王子にとっては黒歴史かもしれないが、2:10~のシーンは傑作すぎる(笑)