飲酒運転はゲームでも禁止!ハイネケンが主催するeスポーツイベント『Player 0.0』に込めた思い

  • 文:Pen編集部
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ハイネケンが主催するeスポーツ大会『Player 0.0』のロゴ。F1®世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンがグローバル・アンバサダーを務める。

ここ数年で急速に拡大した、eスポーツ業界。その中のジャンルの一つ、レーシングゲームのeスポーツ大会『Player 0.0』はハイネケンが主催している。

4月4日に日本大会の「Japanese Player 0.0 Final」が開催され、優勝者には日本代表として今年12月に開催される世界大会「Player 0.0 International Final 2024」への出場権が与えられた。20か国以上のローカル大会の優勝者と共に、過去3度F1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペン選手が参加する大規模なものとなる。

ハイネケンがeスポーツ大会を主催するのは初めての試みだが、ビールメーカーがレーシングゲームの主催をすることはかなり珍しい。

ご存じの通り、アルコールの摂取は判断力を低下させるため、飲酒後の運転は法律で禁止されている。繊細な操作を求められるeスポーツにおいても、アルコールの摂取はあまり推奨されない。

なぜビールメーカーであるハイネケンがeスポーツのサポートするのだろうか。そこには、ハイネケンの社会に対する責任が見えてきた。

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飲酒運転根絶への道

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ハイネケン0.0。photo:BORIMAT PRAOKAEW/shutterstock

ハイネケンといえば150年以上の歴史を持つ、アムステルダムに本社を置く世界有数のビールメーカー。現在、190か国以上でブランドを展開しており、日本でも歴史あるブランドをたしなむ愛好家は多い。

一方、近年はノンアルコール飲料のブランドにも力を入れており、日本でも2023年10月に「ハイネケン0.0」を展開。世界で最も飲まれているノンアルコールビールとなっている。

こうした、ノンアルコールビールのシェアの拡大と同時にハイネケンが力を入れているのが、「適正飲酒啓蒙活動」だ。

『When You Drive, Never Drink(お酒を飲む日は、乗らない日)』という飲酒運転撲滅キャンペーンもその一つであり、「Player 0.0」はこうした啓蒙活動の一環として、ハイネケンが主催するeスポーツ大会である。

ハイネケン・ジャパンのブランドマネージャー・森下氏は次のように言う。

「我々はお酒を販売する企業として、社会的責任として適正飲酒を訴える必要があると考えています。私たちが考えるベストドライバーとはただ速いだけではなく、最も安全に走る人、そう考えます。

2016年にモータースポーツ界に参入(F1のスポンサーシップを開始)して以来、お酒を扱う企業として、飲酒運転撲滅を実現することに力を入れてきました。私たちは『Player 0.0』のキャンペーン、エンターテインメントを通じて適正飲酒、そして飲酒運転撲滅に貢献していきたいと考えています」

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若者への普及を

常に安全運転を心がけてほしい。「Player 0.0」が取り組むeスポーツとノンアルコールビールの掛け合わせには、こうしたハイネケンの思いが垣間見える。

また、同社は拡大するeスポーツ市場を通じた若年層へのノンアルコールビールのカルチャーの拡大にも期待を寄せており、森下氏は語る。

「eスポーツは日本のメジャースポーツである野球やサッカーと比べるとまだ決して大きい市場ではないが、若者を中心に新しいカルチャーとして、自分が遊ぶことも観戦して楽しむことも普及していくと感じています。スポーツ観戦時にハイネケンのカンパイが当たり前になっているように、eスポーツを楽しむときにノンアルコールのハイネケン0.0での乾杯が当たり前になることを楽しみにしていきたいです」

12月には世界大会「Player 0.0 International Final 2024」が開催される。大きなイベントにはビールは欠かせないものだ。しかし、ゲームでも現実でも、車を運転する際は、ノンアルコールで乾杯し、大会を楽しむこととしよう。

『Heineken 0.0 presents Player 0.0 』

www.heineken.com/jp 

ハイネケン公式SNS
twitter.com/heineken_jp
www.instagram.com/heineken_jp/