1.デンマークから日本に本格上陸、話題のデザインブランド
2017年にデンマークで誕生。鮮やかなカラーリングとグラフィカルなデザインで注目を集めるブランド「raawii(ラーウィー)』が、日本での販売を本格的に開始する。コレクションには、デザイナー兼オーナーのひとりであるニコライ・ウィグ・ハンセンが父の彫刻作品から発想を得たコンテイナー「Cloud(クラウド)」や、メンフィスの創設メンバーのジョージ・ソーデンと協業した家具シリーズ「Thing(シング)」など、ユニークなアイテムが揃う。
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2. 骨太のデザイン思想に触れる、専門ジャーナルが創刊
単なるスタイルではなく、デザインの背景にある思想や理論を真っ向から語る専門誌が日本には圧倒的に少ない。そんな状況に一石を投じるべく、デザインスタジオのFLOOATが雑誌『Ilmm(アイエルエムエム)』を創刊。初号では、フォルマファンタズマ、サビーヌ・マルセリス、セシリエ・マンツなど、世界を席巻するデザイナーたちが登場。本誌にも寄稿する土田貴宏はじめ、実力派のデザインジャーナリストによるロングインタビューは読み応え十分だ。
※この記事はPen 2024年7月号より再編集した記事です。