デザインクロックを中心とするシンプルかつ美しいライフスタイルアイテムを、職人の研ぎ澄まされた技によって一つひとつ丁寧につくる日本発デザインメーカー、レムノス。国内外で活躍する著名なデザイナーと組んでアート性やデザイン性に富んだ数々の名品を発表し、国内外で高い評価を得ている。その最新作として、“心地よい革新”という視点のもと、多彩な領域でデザイン・クリエイティブディレクションを行っている北川大輔による掛時計「エッセント」を6月5日から発売した。

時計には時間を示す12進法と、分と秒を示す60進法が共存しているが、多くの壁掛け時計は1から12の時間を示す数字のみが記されている。そこで北川がエッセントのデザインで目指したのは、時間を示す12進法と分／秒を示す60進法という、2種類の数字を自然な形で分かりやすく示す、スタンダードな壁掛け時計だった。

そのために、時間と分／秒の2種類の数字を記すだけでなく、2種類の色彩を用いて明確な違いを示し、さらにそれぞれの色彩をリンクさせることで、より直感的に時間を認識できるようにしている。また、文字盤には厚手の紙を用い、2種類の箔押しとデボス加工を施すことで、これまでにない豊かな深みと表情を備えている。カラーはホワイト、ネイビー、グレーの3種類から選べる。 

壁掛け時計の機能と素材に根本から向き合うことから生まれ、どんな空間にも馴染むエッセント。革新的かつ永続的な美しさを提案し続けるレムノスのプロダクトに、新たな名作がまた一つ加わった。