貴重な茶葉を京都で堪能! POUYUENJI KYOTOで特別なお茶体験を

  • 文:Pen編集部
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台湾茶・中国茶を中心に膨大なコレクションを誇る「POUYUENJI」は、グローバルに茶の世界をキュレーションすることで五感や知性を呼び覚まし、エクスクルーシブな体験を私たちに届けてくれるライフスタイルブランド。この6月、ブランド初となるブティックが京都・八坂に誕生した。

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縁側を望む心地よいティールーム。 写真:中島光行

厳選された茶葉と季節の菓子のペアリング

清水寺に程近い八坂通に誕生したPOUYUENJI KYOTO(ポウエンジ キョウト)は、厳選された茶葉やティープロダクトを扱うショップ。もちろんイートイン可能で、菓子とのペアリングでお茶を体験できるサロンでもある。台湾茶・中国茶をメインに世界から選び抜かれた茶葉は、貴重なヴィンテージからオリジナルまで徹底したキュレーションのセンスが光る。町屋をリノベーションした空間は、世界的に活躍するインテリアデザイナーのトニー・チーが手がけ、静謐で美しい佇まい。中庭を望む1階のティールームでお茶体験が可能だ。ティールームは60分の予約制。ホットまたはコールドブリューのメニューから、POUYUENJIのティーマスターが店舗中央に位置するティーチャンバーでお点前。茶菓子とのペアリングで楽しめる。

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茶菓子は京都の老舗和菓子店などとコラボ。季節ごとにお茶に合わせたもので展開。 写真(以上3点):中島光行

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トニー・チーが手がけた美しい空間

お茶席はもちろんだが空間も見どころだ。ローズウッド 香港、アンダーズ 東京、虎ノ門ヒルズ、グランド ハイアット 東京など錚々たる建築デザインを手掛けたトニー・チーによるブティックは、縁側、ギャラリー、ティーチャンバー、ティールーム、庭、ライブラリーの6エリアからなる。

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内と外をつなぐ縁側。 
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ヴィンテージの茶葉や茶器をはじめ、アンティークの器から現代作家の作品の展示なども行う。 
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作庭家の北山安夫が手掛けた庭園。庭を通して京都の美しさを表現。 写真(以上3点):中島光行
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2階のライブラリーは貸切で特別な茶会やミーティングに使用できるプライベート空間。茶にまつわる書籍をはじめ、アート、建築、京都に関わる書がコレクションされている。 写真:Nacasa&Partners Inc.

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貴重なコレクションがずらり

 

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さまざまな茶器が並ぶ姿は圧巻。
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貴重な茶葉が陳列されている2階のティーセーラー。

POUYUENJIで扱う茶葉はすべて、60 年にわたる茶の名コレクターであるファウンダー・蔡其建(Chi-Chien Tsai)が自身で試飲を行い選んだもの。凍頂烏龍茶、岩茶、希少で深みのあるプーアル茶をはじめ、1950 年代の希少なヴィンテージプーアル茶からオリジナルまで、世界最高級のものばかり。また、店内にディスプレーされた茶器も貴重なものが揃い、希望があれば販売相談も可能だ。

お茶への愛と情熱が生んだ結晶とも言えるPOUYUENJI KYOTOで、極上のお茶を味わうとともに、その奥深い文化をぜひ体感してほしい。

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ブティックオープンに先立って開催された茶会にて、貴重な生プーアルの餅茶の茶葉を披露してくれた。
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当日は、陶作家・ギャルリ百草主宰の安藤雅信による茶会が開かれた。女優・ファッションモデルの市川実和子も来場し、ゆったりとしたお茶の時間を楽しんだ。
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安藤は、この日の茶会のための茶器を制作して茶を振る舞った。
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中国茶が大好きという市川もさまざまな知識を持ち、来場者との会話を楽しんでいた。
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この日の茶菓子には、御菓子丸・杉山早陽子によるスペシャルなものが用意された。

POUYUENJI KYOTO


住所:京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町374
営業時間:ブティック:10時〜18時 ティールーム:10時〜17時(16時L.O.)
定休日:月、火
https://kyoto.pouyuenji.com