「何千もの星」の下で眠り、蝶やトカゲと一緒に朝食....。野生生物専門家である24歳の女性が、ジャングルでの日常生活の様子をTikTokに投稿。想像を超える「ジャングル生活の実態」に大きな反響を呼んでいる。
ジャングルでの生活
「ジャングルでの生活は夢のようです」と語るのは、野生生物専門家であるガニャ・ゴールドスタインさん(24歳)。
彼女は現在、インドネシア・ボルネオ島のセベンガウ国立公園の研究キャンプを拠点に、オランウータンの研究を行っている。ボルネオ島は熱帯雨林に覆われた世界で3番目に大きな島であり、世界遺産や神秘の自然が広がる楽園だ。そんな大自然の中で生活する彼女は、自身のTikTokで想像を絶するジャングルでの生活の実態を紹介している。
動画では、野生のオラウータンやキリン、象たちと戯れる様子や、蝶やトカゲと一緒に朝食を食べ、美しい日の出で1日を始める彼女の日常が映し出されている。また、「ジャングル生活の1日」と投稿された動画には、起床後すぐにベットの外へ出ると、目の前には大自然が広がっており、オラウータンたちがガニャさんの目の前で迎えている。
その地で生活する動物たちと上手く共存した生活をしていようだ。ガニャさんはMailOnline Travelの取材に対し、ジャングルでの生活について下記のように答えている。
「夢のような生活です!ベッドから起き上がると、まず青い蝶と背の高い緑の木々が目に飛び込んでくる。朝食中には、オオトカゲが泳いでいるのを見ることもある。そして、家から2歩歩けばわたしの“オフィス”。通勤がこれほど楽なことはありません!」
さらに「ここはとても平和で、仕事をしていないときはとてもリラックスできる場所です。どんな幸運に恵まれるかわかりません。また光害もほとんどないので、夜に何千もの星を見たり、嵐を見ることは、いつも感動します」と続けた。
思わずゾッとする戦慄の瞬間も
ジャングルの生活は一見、目新しく楽しいことだけのように感じるが、ガニャさんによると危険な目にもたくさん遭遇したと話す。ゴリラのオスであり、群れのリーダー「シルバーバック」に遭遇した当時の様子を語っている。「ただ立ち止まるしかありませんでした。そのあと泣いちゃったわ」とガニャさん。
「シルバーバックが私の目の前を通り過ぎたんです。私たちは常に距離を保たなければならないのですが、突然現れたので...ただ立ちすくむしかなかったです」
思わずゾッとする経験はこれだけではなく、キングコブラや子連れのヒグマとの遭遇や毒ムカデに腕を噛まれ、拷問のような痛みが2時間も続いたと明かした。ジャングルで生活するには、かなりの覚悟が必要だろう。これらの動画には「度胸が素晴らしすぎる!」「星空の下のベットは憧れるけど…目の前からゴリラが現れたら硬直する」などの声が見られた。
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