幼い子どもにいろんな体験をさせたいと願う保護者は多い。だが幼い子どもは好奇心が強く、予測不可能な行動をする。身体機能が十分に発達しておらず思わぬ事故につながる可能性が高いため、保護者はリスク対策を怠るべきではないだろう。
ではリスク対策をしたつもりでも間違ってしまい、他者から指摘されたら……? 2児の母となったパリス・ヒルトンの返しが素晴らしいと評判になっている。
長男フェニックスと長女ロンドンとともにバケーションを楽しんだパリスは、一歩間違えば息子の命を危険にさらすミスをしてしまった。フェニックスに着用させたライフジャケットが反対だったのだ。本来ならば胸部側にくるべきジャケットのチューブが背中側にきており、パリスが万が一にもフェニックスから手を離してしまうと、背中側が浮き、顔面は水に浸かり呼吸できない体勢になる着用の仕方だった。
TikTokに投稿された動画を見たファンは、「同様の製品を使っている母親からのちょっとしたアドバイスなんだけど、反対に着せていると思う。でもこの動画は大好き」とミスを指摘した。
このコメントに対してのパリスの返事はこうだ。
「おっと。ありがとう! 息子から手は離さなかったよ。(私も)反対だと思ったし、ライフジャケットを売っていた人にもそう伝えたのだけど、彼らはこれが正しい着せ方だと言っていて。でも、教えてくれてありがとう」
間違いを指摘されると不貞腐れる人がいるが、聞く耳を持ち、なおかつ感謝できる姿勢をみせたパリスには賞賛のコメントが寄せられた。
「アドバイスに逆ギレすることなく、聞く耳を持っているあなたが大好き」「あなたに手を差し伸べようとするコメントに対して、あなたはいつでも優しくて低姿勢で対応するよね」「素晴らしい母親になる上で、学びは欠かせないよね」
ほのぼのとした家族のワンシーンを発信したこの動画は、結果的にパリスの人柄のよさと幼児用ライフジャケットの正しい着用方法を伝えるものとなった。
暖かくなってくると、プールや海などで水遊びをする機会は増える。この動画は、啓蒙活動の一助になったのではないだろうか。
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パリス・ヒルトンのInstagram
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