現地時間5月25日に幕を閉じた、第77回カンヌ国際映画祭。今年のレッドカーペットは50代以上のセレブたちがひと際輝いていて、改めて映画界のダイバーシティ化が進んでいることを実感させられた。中でも美しさで賞賛を集めていた3人の女優たちが、米国エイズ研究団体amfARが開催するチャリティ・ガラに参加。華やかなスリーショットが話題を呼んでいる。
ミシェル・ヨーがインスタグラムに投稿した画像では、ミシェル（61）、デミ・ムーア（61）、アンディ・マクダウェル（66）の姿が。年齢は記号にしか過ぎないということを証明してくれる、魅力的な女優たち。美貌だけではなく、デミは今年カンヌで上映された『The Substance（原題）』で、ミシェルは去年オスカー主演女優賞を獲得した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で、60代になってからキャリアでのカムバックを果たしているというところも素晴らしい。アンディはパンデミックの時期から白髪染めを止め、2021年のカンヌのレッドカーペットでゴージャスなグレイヘアを披露。グレイヘアは加齢の象徴ではなく、セクシーにもなれるということを教えてくれた。事実、彼女自身が現在「セクシーな気分」だとコメントしている。
年齢でカテゴライズされがちな世の中において、そんな固定観念を飛び越え、しなやかに自由に生きる彼女たちの姿が、最高にかっこいい。
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