アメリカの歌手・カミラ・カベロは5月6日、ニューヨークで開催されたファッションの祭典「Metガラ」に出席。本物の“氷キューブ”をバッグに見立てたアイテムを披露し、ネット上で賞賛を浴びている。
“氷のブロック”でできたバッグ
展示会テーマ『眠れる美への追憶──ファッションがふたたび目覚めるとき』に基づき、ドレスコードともなる、メットガラ2024年のテーマは『The Garden of Time（時の庭）』。
カミラは、25万のスワロフスキー・クリスタルのゴールドのドレスを身に纏い、ブロンドヘアのアップスタイルで登場。ルドヴィック・ドゥ・サン・セルナンによるこのドレスは制作に450時間を要したといい、美しいディテールのドレスだ。
しかし、もっとも注目を集めたのは斬新なクラッチバッグだった。なんと、バッグは本物の氷でできており、中にはゴールドのバラが一輪咲いているのだ。これは彼女のスタイリスト、ジャレッド・エルナーとデザイナーのルドヴィック・ドゥ・サンセルナンとコラボレートして作成されたもの。
今年のドレスコードが 「時の庭 」であったことを考えると、“儚い美しさ”というコンセプトにはぴったりなのではないだろうか。VOGUE誌によると、氷に包まれたバラは、メット・ガラの招待状に描かれたバラにインスパイアされたものだという。カミラはExtra誌の取材に対し、この儚いアクセサリーに込められた意図を「（氷は）時が経つにつれて朽ちていくものであり、美しさでもあると感じるの」と説明した。
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あるハプニングも...
実はイベント開催前にはこのバッグを巡ってハプニングも。このクラッチバッグ、元々はハンドル部分がついていたが、徐々に溶けてしまいクラッチバッグになってしまったそう。実際にイベント中に撮影された動画を見ると、カミラが持つ氷は溶け始め、水が滴り落ちている。
カミラは、レッドカーペットでアイスキューブバッグについての感想を求められた際に以下のようにコメントした。
「みんなにカバンが本当に素敵だって言っていたんだけど、並んでいたら（溶けて）5分くらいで壊れてしまって....スタイリストに思わず『どうしよう』って電話したの」
さらに「本当に手が冷たい！手の感覚がないわ。テーマはとても儚くで、変化していくこと....私のアルバム『マイアミ』のようにね」と続けた。
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氷のバッグを持ち続けるカミラ。手が冷たすぎて辛そうにも見える。@voguemagazine #CamilaCabello took “icy” to a whole new level on the 2024 #MetGala ♬ original sound - Vogue
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