ファッション界の祭典「メットガラ」が5月6日、メトロポリタン美術館で開催!今年も豪華セレブたちの華麗なるドレスが披露された。
そんな数々の個性的なルックがスナップされる中、一際注目を浴びたのはメットガラ初登場のアメリカの歌手のタイラ。彼女は、砂時計をイメージした「バルマン(BALMAIN)」のカスタムドレスを着用。記念すべき初METで圧倒的なオーラを見せつけた。
展覧会のテーマ『眠れる美への追憶──ファッションがふたたび目覚めるとき』
展示会テーマである、『Sleeping Beauties: Reawakening Fashion(眠れる美への追憶──ファッションがふたたび目覚めるとき)』に基づき、メットガラ2024年のテーマは『The Garden of Time(時の庭)』。
テーマからイメージを得たという“砂時計”ドレスは、クリスタルを交ぜた3種の砂で覆われおり、肩や腕など身体にも砂が散りばめられている。そして、ジョン・ハーディの水をイメージしたジュエリーに、滴る砂を想像させる、3Dのチェーンがあしらわれたネイルも。バックは、同じくバルマンが特注した“砂時計”のクラッチバッグ。今回のテーマにぴったりな“時”を表したルックだ。
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「他の人とは違うことをしたかった」とタイラ
「既成概念にとらわれないものが欲しかったの」。タイラはカスタムルックについて説明。
「初めてのメットガラでは、他の人とは違うことをしたいと考えていました。バルマンからスケッチを見せられた時、すごく気に入りました。ワクワクするし、ちょっと緊張もしますが、メットガラで楽しい夜を過ごすのが楽しみです!」と付け加えた。
バルマンのクリエイティブ・ディレクター、オリヴィア・ルスタンは、このドレスは彼女の身体の型をとり、製作したもの話す。彼は自分の顔の型から作ったお揃いのサンドトップを着て登場し、以下のように綴った。
「砂に浸かったような効果を出すために、数ヶ月前に(タイラの)体を型どりました。彼女が一度ドレスを着れば、それは美術館の一部になるというアイデアでした」
「私にとっての 『眠れる森の美女』は、一生に一度のドレスという意味です」
実はあるハプニングも...
型をとったタイトなドレスだったため、体の自由があまり利かなかったようだ。メットガラ名物のあの階段が登れず苦戦。タイラは男性スタッフ総がかりでに抱え上げられ移動していた。また、会場に入るとルスタン自ら“砂時計ドレス”の丈をハサミでカット、パーティー用に衣装チェンジした。
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