英王室のウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の末っ子ルイ王子が、4月23日に6歳の誕生日を迎えた。夫妻はこの日、芝生の上に敷かれたブランケットの上で腹ばいに寝そべり、微笑みながらカメラを見つめるルイ王子の写真を公開した。
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キャサリン妃が撮影
ブルーとブラウンのチェック柄のシャツで子どもらしい笑顔を見せる写真は、母キャサリン妃が自宅のあるウィンザーで今月に入って撮影したものだという。「ルイ王子、6歳のお誕生日おめでとう!今日はたくさんの温かいお祝いメッセージをありがとう」とケーキの絵文字を添えた短いキャプションが綴られている。
「素敵な写真」「美しい写真を共有して下さり、ありがとう」「ゴージャスなスマイル」と、たくさんの喜びと祝福のコメントが寄せられている。
ルイ王子の近影が発表されるのは、昨年のクリスマスカード以来。「大きくなってびっくり」と、成長ぶりに驚きの声も上がっている。
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慣例を破り、写真の公開は誕生日当日に
子どもたちの誕生日に合わせて写真を公開するのが王室の伝統だが、これまでは当日ではなく、前日に発表されてきた。しかし、今年1月に腹部の手術を受けて自宅療養中だったキャサリン妃が3月22日にがんと診断されたことを公表したばかりのため、恒例の写真が公開されるのかどうか、王室ファンは固唾をのんで見守っていた。
22日に写真の発表がなかったことで落胆の声が上がっていたが、当初は消極的だったとされる夫妻は感謝の意を示すため、当日になって公開を決意したと見られている。
写真加工騒動後に公開された最初の1枚
ウィリアム皇太子一家の家族写真を巡っては、英国の母の日を祝して3月10日に公開された妃と3人の子どもたちが並ぶ写真を妃自らがデジタル加工していたことが発覚。健康状態への懸念が高まり、さまざまな憶測や陰謀論が広がる状況となり、物議を醸した。
妃はその後、X(旧ツイッター)を通じて混乱させたことを謝罪する騒動にまで発展した。それだけに、今回のルイ王子の写真が加工されたものかどうか世間の注目が高かったが、BBCをはじめとする欧米メディアが早々に「加工していない」とお墨付きを与えている。
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ルイ王子の6歳の誕生日に公開された写真。
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写真加工疑惑が浮上した昨年のクリスマスカード。
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3人の子どもたちが並ぶ写真。
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昨年のクリスマスコンサートでのひとこま。
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Prince Louis of Wales's birthday portraits from 2019 to 2023 🎂💙#HappyBirthdayPrinceLouis pic.twitter.com/nPWyLFi2zz
— Theroyalfamily.wcgcl 👑🇬🇧 (@lovewalesfamily) April 23, 2024
ルイ王子の6年間の軌道。
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がんを公表したキャサリン妃の動画。