去る3月14日、メーガン妃は自身のライフスタイルブランド「American Riviera Orchard」の立ち上げを発表。公式Instagramに9枚の画像がアップされ、イメージ動画が公開された。
動画は古いフィルムのようなテイストで作られ、ドレス姿のメーガン妃や料理をするメーガン妃がぼんやりと映し出されている
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ブランドの詳細はまだ発表されていないものの、Dail Mailは独自に「American Riviera Orchard」の商標登録情報を入手。その内容を詳細に報じている。
今年2月9日の商標登録出願申請では「食品」「テーブルウェア（食器、カトラリー、テーブルリネン）」「書籍（印刷版、ダウンロード版の両方）」等が含まれ、店舗およびオンラインでの展開が予想できる。
特に興味深いのはヴィーガン食品が多いことだ。
2016年の発言だが、メーガン妃は週5日ヴィーガンの食生活を送り、週末のみフレキシブルな食生活にしていると語っている。そんな彼女ならではの、ゴマ、豆、ナッツを使った植物性のスプレッド、フルーツジャムが多数盛り込まれている。
この商標登録を見るとアメリカの「キッチンの女神」と言われるマーサ・スチュワートのロイヤル版を目指しているの？という印象を受けるのだが、実はその後、2回目の商標登録出願をし、さまざまな項目を追加している。
Dail Mailの報道によると、メーガン妃はさらにメイク＆ボディ用品、バス用品、キャンドル、ヨガ関連グッズ、さらにはレターオープナー等の文房具、ガーデニング用品等も後日登録に加えている。
食、ウェルネス、ライフスタイルを網羅するブランドとして盛りだくさんのアイテムを揃える計画らしい。メーガン妃の野心は「キッチン」だけにおさまらないことがよく分かる内容だ。
Meghan Markle, The Duchess of Sussex and Queen of yoga 💫👑🔥♥️ #MeghanMarkle pic.twitter.com/UMjWnyEkkx
— The Powers (@NyakioR) October 11, 2022
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焦っている？との噂も
メーガン妃の新ビジネス立ち上げについて、ブランディングの専門家であるヘイリー・ナイト氏は「正式にブランドを立ち上げた後、数週間以内に6桁（10万ポンド以上＝約2000万円以上）のセールスをあげる可能性が高い」と語っている。
ナイト氏のようにメーガン妃のブランド力を高く評価する意見がある一方で、王室専門家のトム・クイン氏はMirrorの取材に対し、やや辛辣な意見を語っている。
ハリー王子とメーガン妃が暮らすカリフォルニア州モンテチトは、オプラ・ウィンフリー等のセレブも暮らす超高級エリア。現在のところ、2人はこの地でセレブとして暮らすに十分な資産を持っている。
しかしクイン氏は「このままのライフスタイルを続ければ資産は急激に減っていくことに夫妻は気付いている」と指摘。今後どのぐらいラグジュアリーな暮らしができるのか、またできないのか、「（経済的な意味で）選択を迫られることを考えると、夫妻は恐怖心でいっぱいになるはずです」とコメントしている。
ハリー王子＆メーガン妃のビジネス展開については、NetflixやSpotifyとの大型契約を結んだ過去、またハリー王子の自伝本「Spare」の成功が記憶に新しい。しかし終了した契約もあり、「王室エピソードの切り売り」がいつまで続くのか？について疑問視する声があるのも事実だ。
こうした事情もあり、現在のセレブリティ・ライフスタイルを維持していくための収入源として新ブランド立ち上げを思いついた、という「必死の策」という見解もある。
A message from Catherine, The Princess of Wales pic.twitter.com/5LQT1qGarK
— The Prince and Princess of Wales (@KensingtonRoyal) March 22, 2024
グウィネス・パルトローやキム・カーダシアンのように、セレブがブランド展開に成功した例は多い。メーガン妃のブランドの本格ローンチの日程はまだ不明だが、ローンチ直後は大きな話題になることは間違いない。
【次ページ：動画で確認】メーガン妃のブランド、ラグジュアリー＆アンニュイ感を打ち出す？
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