今春、シャトー デスクランのラグジュアリーロゼワイン「ガリュス」と「シャトー デスクラン」が日本に初上陸した。12世紀以前にまで遡るほどの歴史を有し、近年では、「ワインの法王」との異名をもつアレクシス・リシーヌ氏の息子サシャ・リシーヌと、醸造家パトリック・レオンの醸造チームによってさらなる進化を遂げ、ロゼワインの品質を引き上げた革新的なワイナリーとして、ますます注目されている。
特に「ガリュス」と「シャトー デスクラン」は、近年シャンパーニュに匹敵するほどのラグジュアリーワインとして、フランスはもちろん、ヨーロッパ、アメリカで人気を博している。そんなワイン愛好家待望のシャトー デスクランの新たなアイテムについて早速紹介していこう。
エレガントながらオールマイティーなワインは新たなブームに
スーパープレミアムロゼワイン「シャトー デスクラン」は、自社畑のグルナッシュとロール(ヴェルメンティーノ)を主体に構成。ステンレスタンクとオーク樽で熟成したものをブレンドすることで、フレッシュさをキープしつつ、滑らかでクリーミーなテクスチャーに仕上がっている。
今回、ローンチにあたり来日した醸造家でパトリック・レオンの息子であるベルトランのおすすめのペアリングは寿司、天ぷらなどの日本料理全般だそう。肉、魚料理どちらにも合わせやすく、シーンを選ばないのも嬉しいポイントだ。
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樹齢およそ100年の古木を使用した深い味わい
「ガリュス」は、シャトー最高峰のラグジュアリーロゼワイン。美しい色合いと繊細な爽やかさが特徴だ。「シャトー デスクラン」同様、使用するブドウ品種は、グルナッシュを主体にロール(ヴェルメンティーノ)を加えている。
注目すべきはその醸造方法。主要ブドウ品種であるグルナッシュは、歴史ある畑の樹齢100年近い古木を使用。さらに大型のフレンチオークの新樽で11カ月間熟成させることで、香り・味わいともに深みと複雑さを感じる仕上がりだ。スパイシーな香りとリッチでクリーミーな余韻は重苦しさがなく、その味わいは、トップクラスの白ワインやシャンパーニュにも匹敵する。
ブドウのポテンシャルを最大限に引き出すために
どちらのワインにおいても大切にしているのが、ブドウのフレッシュさをキープすること。とにかく酸化を防ぎながら慎重に搾汁した果汁にこだわった。
ブドウは、早朝あるいは深夜に手摘み収穫し、選果もすべて手作業行う。その後さらに、最先端技術を駆使した光学選果機も用いながらさらにブドウを厳選することで、よりポテンシャルの高いブドウを使用することができるのだ。
シャトー デスクランの醸造家たちが、最高峰のワインの味わいのために心がけていることは、品質をキープするだけではない。その年の個性のポテンシャルを最大限に引き出すことだという。品種、樹齢、土壌、標高、醸造方法などによって分けられたワインを、適切なブレンドによって仕上げることで、それぞれに個性があるワインに仕上げている。
欧米でますます人気が高まっている「ガリュス」「シャトー デスクラン」。今年しか味わえないヴィンテージをぜひ、昼下がりのアウトドアや、アペロタイムのお供にしてみてはいかがだろうか。
「ガリュス」「シャトー デスクラン」