ある女性がTikTokに「ペットの猫が災難に遭ってしまった」とハプニングの様子を投稿。なんと、工事していた壁の中に子猫が閉じ込められてしまったという。
子猫が壁の中に...「とっても怖かった」と飼い主
この衝撃の顛末をTikTokに投稿したのは、ジェイダ・ディクソン=ウィリアムズさん。ある晩、ジェイダさんが仕事から家に帰ると、飼い猫のレイモンテ(通称テイ・テイ)がどこを探しても見当たらなかったという。
心配になったジェイダさんが飼い猫を探していると、その日はマンションのメンテナンスでキッチンの壁が新しく修理される日だったことを思い出す。まさかとは思ったが、彼女が耳を澄ませると、キッチンの壁から猫が引っ掻く音が聞こえてきたという。
すぐに彼女は、ビルの管理会社と緊急メンテナンスに連絡。しかし、電話が通じなかったため、警察に通報すると「壁を何かで突き破ったらどうか」とアドバイスを貰ったという。
「警察に言われた通り、壁に穴を開けることにしました。壁の中にはパイプがたくさんあるので、慎重に行いました。壁に穴を開けた時にパイプを破裂させたら、猫が溺れてしまうかもしれないから」
「ハンマーは持っていなかったので、警察からナイフを用意するようにいわれ『とにかく壁を削りなさい』と言われたのでそうしました」と続けた。
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「本当に信じられません」怒涛の救出劇
彼女は当時の様子をTikTokに投稿。その動画には、「テイ・テイ!」と飼い猫を呼ぶジェイダさんの声に反応し、壁からゴソゴソと音が聞こえている様子が映し出されている。その後、彼女はナイフで壁に小さな穴を開けると、その穴から小さな白い前足が出てきた。
「こんなことありえない!テイテイちょっと退いていて!」とジェイダさんは動揺しており、ナイフで穴を大きくすると、穴から子猫が顔を覗かせた。動画の最後には無事にテイテイを救出する様子が映し出されていた。
この動画のキャプションに、ジェイダさんは「メンテナンスの作業員が私の子猫を壁の中に閉じ込めるなんて、いまだに信じられない!!彼はすごく怖い思いをしていたでしょう」と怒りを綴り、Mirror誌のインタビューに対し、彼女は次のように語っている。
「初めはとても怖くて、自分の子どもが壁の後ろに閉じ込められているような気がしました。パイプの中にいるのか、排水溝の中にいるのかわからなくて不安でした」
さらに「彼が壁のもっと奥にいなくて少し安心しました。彼が前足を穴から出した時は、本当に嬉しかったです。私は猫を2匹飼っていて、この子たちが私のすべてなんです」と続けた。
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