セックスシンボルとして揺るぎない地位を確立してきたパメラ・アンダーソンが、ファッション雑誌「CR Fashion Book」で再びノーメイク姿を披露した。
"偽らない"美しさを曝け出したパメラ
アメリカの男性誌「プレイボーイ」のモデルとして名を馳せたパメラは昨年9月、パリ・ファッションウィークにノーメイク姿で出席。彼女のトレードマークである、細眉にスモーキーな目元、ボリュームヘアの普段のグラマラスな姿とは裏腹に、 "偽らない"美しさを表現した彼女の大胆な決断は大きな話題を呼んでいた。
先日、CR Fashion Bookの公式インスタグラムに「新たな美に挑戦したいの」とパメラの言葉を添えられ投稿された画像には、パメラがすっぴん姿でシースルーのロングスリーブボディスーツに白いSCHIAPARELLIのヒール、Pandoraのブレスレットを身につけている。毛束感のあるウェーブにリラックスしたおだんごで、へアスタイルもシンプルだ。また、フライトアテンダント風のスカートスーツルックなど、プラダや Khaiteのハイブランドのアイテムを見事に着こなしている。
笑顔を見せたり、ノーメイクということに動じない自信溢れるポーズをとるなど、パメラはこの撮影を楽しんでいるようだ。
「自分のありのままの姿を見せているとき、自分を弱く感じる瞬間もあったわ 。けれど、これが今私がやりたいことなの」とパメラは同雑誌に語っている。
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「私は美に挑戦したいの」
People誌によると、彼女が昨年9月に行われたファッションショーにノーメイクで出席することを決めた際、彼女のエージェントや、二人の息子のブランドン・リーとディラン・リーは、彼女にグラマーチーム(ヘアメイクアーティスト)が必要だと伝えてきたという。
しかし、彼女は「何を言っているの?あなたたちがそんなことを言うから、もっとやりたくなくなったのよ!ノーメイクの“ふり”じゃなくて、本当の素顔で出席するわ」と反発。ありのままの姿を晒したくなったとようだ。
また、ファッション・ウィークでの人々の反応について「誰も私を見て、"ひどい!"って言わなかったわ」と彼女は冗談まじりに答えた。それ以来、パメラはナチュラルなルックスを受け入れ、“ほとんど”身支度をしなくていい自由を満喫するため、グラマラス・チェアー(メイク椅子)で何時間も過ごすことを避けているという。
「この業界では、人生の半分をメイクアップチェアで過ごすようなものなの。メイクやヘア、スタイリストの素晴らしい友達がたくさんいて、みんな雑誌や映画のために創り上げる中では重要な人たちなんだけど、毎日、自分を見失うの。私はただ脚本をひっくり返したいだけなの。私は美に挑戦したいの」とコメントした。
また、パメラはCR Fashion Bookの取材に対して、SNSや、雑誌・映画の撮影撮影などの表舞台以外のありのままの姿を見せることは「全世界の女性たちのために行った」ことだと話す。
「プレイボーイ時代、プレイボーイ・マンションに行くと、髪もメイクも、体つきも、バックグラウンドも、声のトーンも、口紅の色も、みんな違っていたの。でも今の時代、なんだが女性たちはみんな似たような外見をしているような気がするの」
さらに「美の基準を変えることへ貢献することは 世界平和でも何でもないけれど、(自分自身のありのままを受け入れる)ポジティブなメッセージを伝えられて嬉しい」と語った。
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