LONDON ロンドン/イギリス
1967年、ロンドンで開催された『HALF-AWIND SHOW』にて展示された作品『Half-ARoom』とオノ・ヨーコ。すべての家具が半分に切断されている。 Yoko Ono with Half-A-Room 1967 from HALF-A-WIND SHOW, Lisson Gallery, London, 1967. Photo © Clay Perry
2月15日からテート・モダンで『ヨーコ・オノ:ミュージック・オブ・ザ・マインド』展が開幕。数多くのコンセプチュアルな作品を生み出し、参加型アートの先駆者として活躍するオノ・ヨーコのキャリアと作品をたたえるイギリス最大規模のエキシビションだ。
会場では、ジョン・レノンと急接近したきっかけでもある1966年から5年間の初期作品はもちろん、パフォーマンスや音楽など、200点に及ぶ幅広いジャンルの作品を展示。また、『PEACE is POWER』など、平和・人道活動家として制作した作品も展示する。世界中で争いが絶えないいまだからこそ、彼女が作品に込めてきた平和へのメッセージが、見る者の心を打つはずだ。
ジョン・レノンと出会った個展で展示された作品『Apple 1966』。www.tate.org.uk/visit/tate-modern Installation view of Apple 1966 from Yoko Ono: One Woman Show, 1960-1971, MoMA, NYC, 2015. Photo © Thomas Griesel
※この記事はPen 2024年3月号より再編集した記事です。
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