今年も開催! 料理家ウエキトシヒロ監修、三重の絶品メニューを郷土料理を展開する「ワールドワン」グループにて2月14日より限定提供

  • 写真:土屋 拓 文:岡野孝次
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豊かな海と山の幸に恵まれ、“美し国”とも称される三重県。その魅力を多くの人に知ってもらうべく、2022年、2023年と、神戸の「ワールド・ワン」グループ複数店舗で行われ、好評を博したのが「食のお三重参り」だった。

その内容をブラッシュアップし、2月14日から、「食のオール三重フェア」が開催される。前回のフェアと同じく、メニューを監修したのはInstagramのフォロワー数23万人超えの人気料理家・ウエキトシヒロ。関西を中心に郷土料理店を展開する企業、「ワールド・ワン」グループ複数店舗で以下のメニューが提供される。松阪牛や伊勢うどんなど、定番の三重産素材を用いたメニューは、前回とはまったく異なるアイデアと調理法で登場。新たにあこや貝や、みえジビエといった食材を使ったメニューが加わるなど、いままでの同フェアを訪れた人も新しい食体験ができる内容だ。以下、ウエキのコメントとともに、ラインアップをご紹介。

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ウエキトシヒロ●料理家・フードスタイリスト。グラフィックデザイナーとして活動していた時代からインスタグラムに料理写真を投稿。ハッシュタグ「#とりあえず野菜食」を発案し多くのユーザーからの投稿を集める。野菜・薬味・発酵の頭文字を組み合わせた「ややはつレシピ」が人気。著書に『とりあえず野菜食BOOK』『盛りつけエブリデイ』がある。

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松阪牛の希少部位 赤身スジ「かっぱ」の焼肉

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牛のバラ肉のいちばん外側にあって、1頭から取れる量はごくわずかな部位〝かっぱ〟。「赤身と脂身、両方の味わいが楽しめるのに、実は食肉加工の工程で使われないことが多い部位なんです」。「これを有効活用したい」というウエキの思いから、今回、メニュー化が実現。松阪牛の焼き肉をリーズナブルに食せる。提供店舗は「郷土料理 からす」のみ¥1,078

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伊勢まだいの燻製天ぷら

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熊野古道の眼下に広がる紀伊山地からの恵みと出合う豊かな海で育った伊勢まだいを伊勢・二見産「岩戸の塩」とピート材で燻製加工。これを天ぷらにして提供する。「真鯛の旨みの凝縮感だけでなく、ウィスキーのような香りも楽しんでください」¥1,078

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伊勢まぐろ中トロのたたき

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「伊勢まぐろ」が養殖される三重県南伊勢町は、黒潮の影響を受けて潮流の早い海域をもつ。冬場の海水温度が低いため、余分な脂肪が少なく、餌にこだわることで生臭さがなく美味しく仕上がるのが特徴。今回は、この「伊勢まぐろ」の中トロの表面を炙り、たたきとしてオンメニュー。噛み締めると脂が滲み出て、日本酒を誘うこと必至だ。¥1,628

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真珠貝「あこや貝」貝柱の串焼き(2本)

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三重県・伊勢志摩エリアの特産品として真っ先に挙がることが多い、真珠。その養殖に利用される貝の代表格があこや貝だ。くわえて地元では、真珠を収穫した後に残った貝柱も食すという。「串に刺して炭火焼きにすると、コリコリと食感もよく、旨味もたっぷりと滴るんです。ぜひサワーのお供にどうぞ」¥748(「土佐清水ワールド」各店では提供なし)

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真珠貝「あこや貝」貝柱の水貝風

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水貝とは、アワビの調理法のひとつで、水洗いしたらワタを取り外し、身を大き目の角切りにして、海水程度の濃度の塩水に浮かべる。こちらのメニューは、その水貝の調理法を応用した料理。「見た目も涼やかな一皿に仕上がりました。ぜひワサビ醤油、酢味噌を付けて召し上がってください」¥858

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みえジビエ 鹿肉つくね風

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「みえジビエ」とは、三重県が定める「みえジビエ衛生・品質管理マニュアル」を遵守する事業者のうち、県が審査して認める「みえジビエフードシステム登録制度」に登録された事業者が生産する鹿肉・猪肉のこと。「血抜きが上手に施されているため、臭みはほとんどなし。また蒲焼のタレで焼き上げて、仕上げに卵を落とすので、この口福感、たまりませんよ」¥1,078(「三宮高架下酒場 茶々」「土佐清水ワールド」各店では提供なし)

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かいだ食品まーちゃん特製 あおさ伊勢うどん かつお節とバター添え

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甘みの強い醤油ダレと、通常の2倍はあろうかという太麺が特徴の「伊勢うどん」。その中でも、清流・宮川の天然水で三重県産小麦「アヤヒカリ」を練り上げてつくった、かいだ製麺所のうどんは、モチモチ、ツルツルの食感で地元でも絶大な人気を誇る。「この伊勢うどんに、あおさと卵黄、バターをトッピングしました。濃厚な味わいに、きっと食べる手が止まらなくなるはず」¥748

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熊野薬草園 三重の柑橘「新姫」ソーダ

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新姫は三重県熊野市新鹿町で発見され、1997年に香酸柑橘として品種登録された比較的新しい銘柄。スダチやシークワーサーのように酸味がしっかりとあって、また爽快なフレーバーにも特徴がある。「こちらはソーダに新姫を加えた、ノンアルコールドリンク。柑橘の心地よい香りが堪能できますよ」¥495

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熊野薬草園 三重の柑橘「新姫」 サワー

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「新姫にはキリリとした苦味もあって、お酒のフレーバーにも適しているんです」。こちらのサワーには新姫を投入。酸味に加えて甘味もあるため、バランスのいい飲み口ですいすいと飲める。「新姫の苦味が、口の中をリフレッシュしてくれるのがいい。『もう一杯』『もう一口』と食欲が湧くんですよ」¥638

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熊野薬草園 三重の柑橘「新姫」ハイボール

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こちらは新姫でフレーバー付けした、ハイボール。ウィスキーのコクやビター感が、新姫がもつ酸味や苦味、甘味と混ざり合う。「新姫の苦味とウィスキーの風味の相性がいいんです。このマリアージュに、杯が進むこと間違いなしです」¥638

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キンミヤ焼酎 ひのきスパークリング割り

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森林資源が豊かな三重県においても、林業関係者を悩ませるのが、間伐材の投棄の問題。こちら「ひのきスパークリング」は檜の間伐材の有効利用を目的に生まれた、香り高いスパークリングウォーターだ。「焼酎を好みの量の炭酸水で割りながら飲みます。ぜひ檜の香りも、めいっぱい吸い込んでください」¥968

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釜炊きご飯とわかめの茎煮&あらめ煮セット

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「今回は〆の食事として、炊き立てご飯と佃煮のセットを提供します」。わかめの茎煮からはアワビのエキスが、あらめ煮からは牡蠣のエキスも染み出すため、〆のつもりが、もう一杯飲みたくなること請け合いだ。¥748(提供店舗は「郷土料理からす」のみ)

食のオール三重フェア

開催期間:2月14日~3月17日
開催場所:

《神戸》
郷土料理 からす(兵庫県神戸市中央区加納町4-3-5)
地魚大衆酒場 金八(兵庫県神戸市中央区北長狭通1-5-1)
三宮高架下酒場 茶々(兵庫県神戸市中央区北長狭通1-31-12)
土佐清水ワールド 三宮生けすセンター(兵庫県神戸市中央区北長狭通1-2-11)
土佐清水ワールド 三宮中央通店(兵庫県神戸市中央区三宮町2-6-6)
土佐清水ワールド 三宮磯上通店(兵庫県神戸市中央区磯上通7-1-19)
土佐清水ワールド 三宮旭通店(兵庫県神戸市中央区旭通5-322)

《大阪》
土佐清水ワールド 梅田ギャザ阪急店(大阪府大阪市北区芝田1-3-1)

www.world-one-group.co.jp
※提供時間につきまして、詳細は上記ウェブサイトをご確認ください。
※紹介した提供メニューは店舗により異なります
※開催日時・内容などは変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。