イタリアのラグジュアリーブランド、ヘルノ（HERNO）は、アウターブランドからスタートした歴史をもつだけあってコートのバリエーションが豊富だ。この春も、アクティブなものから定番のスタイルまで、シンプルで上質なアイテムが揃った。

ヘルノの中でも特に人気の「Laminar」Collection。GORE-TEXなどの機能的な素材を使用した、アクティブなシーンに最適なアイテムが揃う。今季は、膝までを覆うロング丈のフーデッドコートが登場。撥水・防風・透湿性を備えながらも、軽く柔らかいGORE-TEX PACLITE®を使用し、春先のアウターに最適な一着だ。ゆったりとしたシルエットなので、厚手のアウターの上からも羽織ることができる。両サイドに深く入ったジップ開閉可能なスリットにより、可動域の広さも特徴だ。袖口は手の甲まで覆うことができるデザインになっており、雨天時の自転車にも重宝する。

 

 

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こちらも「Laminar」Collectionから。控えめなグレーのニュアンスが絶妙なGORE-TEXのコートは、撥水性が抜群の3レイヤー構造。各ポケットに止水ジップがつくのはもちろん、左胸にはポケットを覆うようにヨークがつけられるなど、あらゆるディテールが機能的につくられている。とはいえ、止水ジップとスナップボタンの比翼仕立てのフロントなど、見た目はあくまでシンプルに仕立てられている。ぜひ実際に腕を通し、構築的で美しいルックスと、快適な着心地を体感してみてほしい。

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比較的スポーティな「Laminar」Collectionの一方で、ベーシックなスタイルも見逃せない。そのひとつがこのトレンチコート。ガンパッチや共布のベルト、左右のウェルトポケット、背面のレインヨーク、センターベントなどのディテールからも見てとれるように、オーセンティックなデザインが光る。襟裏やスリーブベルトの裏など、随所に施されたアイコニックなHモノグラムジャカードもアクセントとして効果的だ。撥水コットンギャバジンを使用しており、多少の雨なら傘がなくともこれ一着で十分だ。

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撥水ポリエステルのボンディング生地がもたらす、ややハリのある質感が特徴的なステンカラーコート。ステッチの裏側部分にHモノグラムのテープがさりげなくあしらわれているが、外観はいたってシンプルに構成されている。同色で統一されたフロントのボタンや襟に施されたチンガード、シンプルなウェルトポケットなど、端正なディテールに気品が漂う。ヘルノのステンカラーコートとしては長めの丈になっており、トレンド感をほどよく反映してアップデートされている。