山道を駆け抜けるトレイルランナーが住みたい家とは…? 5人の建築家が提案する展覧会が開催

  • 文:佐藤季代
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鎌倉にゆかりのある5人の建築家が参加する。左上から時計回りに荒木源希、佐屋香織、栃内秋彦、田邉雄之、伊藤立平

2024年2月に鎌倉にゆかりのある5人の建築家が、鎌倉エリアのある敷地を対象に提案する「トレイルランナーの家展」を開催する。この展覧会は18 年に湘南モノレールの車内を会場とした7人の若手建築家による『サーファーの家展』の第2弾だ。

天候にかかわらず山道を走るトレイルランナーは、柔らかな木洩れ陽を感じる日もあれば、雨でぬかるんだ山道と格闘することもあり、さまざまな状況を受け入れながら自然に慣れ親しんでいる。そんなトレイルランナーが望む家とはどのようなものか? 多様な視点から自然との関係を築く住まいのあり方を建築模型やパネルで提案する。

会期中にはオフィス家具のメーカー、イトーキのデザイナーと建築家とのトークのほか、トレイルランナーの成瀬康夫氏を招いたゲストトーク、参加建築家によるプレゼンテーションも開催される。

参加建築家
荒木源希(アラキ+ササキアーキテクツ)
佐屋香織(ピークスタジオ一級建築士事務所)
栃内秋彦(一級建築士事務所TAKiBI)
田邉雄之(田邉雄之建築設計事務所)
伊藤立平(伊藤立平建築設計事務所)

『トレイルランナーの家』

開催期間:2024年2月3日(土)~2024年2月9日(金)
会場:神奈川県鎌倉市小町 1-8-1 MUJI com ホテルメトロポリタン鎌倉 1F
無料
主催:鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会
https://kamafujiring.com/trailrunnerhouse2024