大人メンズ業界人(スタイリスト、エディター、アパレル従事者など)の誰もが絶賛するファッションブランド、ユーゲン。
年2回開催される展示会はまるで、その関係者たちの試着大会。
半年後に手元に届く服の個人オーダーに夢中なのです。
展示会オーダーするのは、ユーゲンが店を構えていないからでもあり。
少数型展開ですから、確実にほしいモノを入手するには展示会オーダーしかないワケです。
そのユーゲンが2日間限定で、初のポップアップショップを開催!
テーマは「アーカイブ コレクション」。
レアな過去作品を新品購入できるのです。
しかもなんと、創設者&デザイナーの小山雅人さんが来店する特別企画まで!
期間中ずっといることはないでしょうが、お会いできたらラッキーですよ。
メディアに顔出しNGのミステリアスな方ですから。
かなり貴重な機会なのです。
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HEUGN Archive Collection at BLANDET Tokyo
会期 : 12月2日(土)〜3日(日)
時間:12時〜19時
会場 : BLANDET Tokyo
渋谷区神宮前2-9-13 VORT原宿3階
※アポイント無しで誰でも入店可。
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アポ入れマストのショールーミングストアである「ブランデット東京」に自由に入れるチャンスでもあります。
ユーゲンがデビューしたのは、2019-20年秋冬シーズン。
このデビューを受けて、雑誌Penのファッション特集号でわたしがエッセイ的にブランド紹介した文(一部抜粋)が以下です。
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ユーゲンの名称は日本語の“幽玄”から着想されている。コート、シャツ、パンツといった限られた型数のみを展開する小規模なコレクションである。このブランドのどこがそんなに魅力的なのか。一つは、西洋のトラッド、モード、ビンテージ、ミリタリー、イタリアといった多彩なメンズウエアを通過した先に生まれた現代の服という点。それぞれの良さが抽出され、形もディテールも入念に吟味した服に落とし込まれている。ドレスもカジュアルも境界線のないノンジャンルな服づくりは、日本ブランドのお家芸だ。さらに良いのは、あたかも明治・大正時代のような“シブさ”が感じられること。これが実に新しい。「過去には存在しないビンテージ」とでも言おうか。でもその仕上がりはエレガントでクリーン。そしてもちろん、着れば洒落て見える。
ユーゲンのデビュー展示会は、東京・渋谷のエレベーターもない古いマンションの小さな部屋だった。螺旋状の狭い階段をゆっくりと登った先に、予想を越えた素晴らしい服があった。聞けばデザイナーの小山雅人さんは、某有力なセレクトショップで長年企画に携わった人だという。「なるほど、幅広く良いものを知る人だからこのデザインなのか」と思ったものだ。
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……なんかカタく書いとるな〜。
このブログとは大違い。
ま、表現方法はともかく、記述は偽りない本心です。
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ではここでユーゲンのデビュー展示会でのスナップ写真を3点ほどお見せして、今回のお話はおしまいにしましょう。
写真の2名のうち、お一人が小山さんです。
それではっ。
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【画像】大人男の渋い魅力を引き出すユーゲン、2日間限定のアーカイブショップに急げ!
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ファッションレポーター/フォトグラファー
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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